ドバイのお酒事情|ビール・ワインの値段・飲める場所・ルールを解説

夕暮れのドバイの街並みとビール・ワイン・カクテル 世界のお酒
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ドバイでは旅行者もお酒を飲める?

ドバイでは、21歳以上の旅行者なら、酒類提供ライセンスのあるホテル・レストラン・バーなどでお酒を飲めます。

イスラム圏なのでどこでも自由に飲めるわけではありませんが、認可店ではビール、ワイン、カクテル、蒸留酒まで選べます。旅行者が知っておきたい飲酒ルールと、ビール・ワインなどの値段や現地事情を公式情報をもとに紹介します。

まず知っておきたい4点

  • 飲酒・購入は21歳以上
  • 飲めるのは認可されたホテルや飲食店
  • 路上・公園・公共のビーチでは飲まない
  • 酒販店で買う場合は観光客向けの無料ライセンスが必要
夕暮れのドバイ・クリークを進むアブラ船
夕暮れのドバイ・クリーク。Photo: Mawalser / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

ドバイでお酒を飲める場所とルール

Visit Dubaiの2026年公式ガイドでは、21歳以上は認可されたホテル・施設・レストランで飲酒できると案内しています。宿泊ホテルのバーやレストランを利用するのが、旅行者にはもっとも分かりやすい方法です。

※Visit Dubaiは、ドバイ経済観光庁(Department of Economy and Tourism)が運営する公式観光サイトです。

21歳以上・公共の場では飲まない

日本では飲酒できる20歳でも、ドバイでは飲めません。年齢確認に備え、パスポートなどの写真付き身分証明書を用意しておきましょう。

路上、公園、公共のビーチでの飲酒や、酩酊状態で公共の場に出ることは禁止されています。飲酒後は運転せず、タクシーや配車アプリを利用してください。英国政府のUAE渡航情報でも同様の注意が案内されています。

酒販店で買うなら観光客向けライセンスを取得

認可店の店内で飲むだけなら、旅行者個人の酒類ライセンスは不要です。一方、MMIやAfrican + Easternなどの認可酒販店で購入する場合は、観光客も無料の一時ライセンスを取得します。

※MMIは、ドバイ政府の認可を受けてビール・ワイン・蒸留酒などを販売する酒販店です。

MMIの2026年案内によると、パスポートを使って酒類購入ライセンスの申請に使う専用アプリ「LicenseDXB」から手続きでき、観光客向けライセンスは1か月有効です。制度は変わる可能性があるため、購入時は店舗の最新案内を確認してください。

在住者向けの酒類購入ライセンスは、以前は年間270AEDでしたが、2023年1月から申請手数料が無料になりました。一方、観光客向けの30日間ライセンスは、2019年の導入当初から無料です。

ラマダン(断食月)は、酒類の提供時間や営業時間が通常と異なる店もあります。旅行時期が重なる場合は、予約前に店の公式サイトを確認しましょう。

ドバイのお酒の値段

ドバイ・スタジオシティにあるアイリッシュパブ「The Irish Village」の公式メニューでは、お酒の価格は以下のとおりです。店舗によって価格は異なるため、目安として参考にしてください。(※2026年7月時点)

種類現地価格日本円の目安
生ビール1杯38〜52AED約1,700〜2,300円
ワイン1杯39〜43AED約1,700〜1,900円
ワイン1本187〜205AED前後から約8,300〜9,100円から
カクテル・ジントニック52〜67AED約2,300〜3,000円

日本円は1AED=約44円で換算した目安です。ドバイでは2025年1月に酒類への30%の税が再導入されており、日本の一般的な居酒屋より高く感じるでしょう。

ドバイでは、ホテルバーやパブを中心に、夕方の時間帯に対象のお酒を割引価格で提供する「ハッピーアワー」を設けている店が多くあります。例えば、BrewDog Dubaiの平日とSofitel Dubai Jumeirah Beachのバーでは、16時から20時のハッピーアワーを案内しています。お酒代を抑えたいなら、夕食より少し早めの時間に利用するのも一案です。実施時間や対象メニューは店ごとに異なるため、公式サイトで確認してください。(※換算は2026年7月時点)

ドバイのビール事情|海外ブランドが中心

ドバイのホテルやパブでは、ハイネケン、ステラ・アルトワ、ギネス、ヒューガルデン、ペローニなど、欧州発のブランドを多く見かけます。アサヒ、バドワイザー、コロナなどもあり、軽いラガーから黒ビール、小麦ビールまで選択肢は幅広めです。

ハイネケンのグラス
Photo: StockyPics / Wikimedia Commons / CC0

クラフトビールを飲みたいなら、ブルーウォーターズ島のBrewDog Dubaiも候補。公式案内では20本のタップがあり、IPAやラガーなどを選べます。

UAEで現地醸造を味わえる先駆けは、ドバイではなくアブダビにあるCRAFT by Side Hustleです。一方、HEINEKENの公式発表では、合弁会社Siroccoを通じたドバイの醸造所建設が公表されています。現時点では、旅行者がドバイで見かけるのは海外ブランドが中心です。

ドバイのワイン事情|世界各国の銘柄が揃う

ワインも輸入品が中心です。Hotel Indigo Dubaiの「Orange Feels Bar & Shisha Lounge」2026年7月公式メニューでは、フランス・イタリア・スペインなどのヨーロッパ産だけでなく、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチンなど幅広い産地の銘柄が掲載されています。認可されたレストランやバーでは、赤・白・ロゼ・スパークリングをグラスから注文できます。

食事と一緒に1杯だけ試したい旅行者にはグラスワインが選びやすい一方、店によって価格帯に差があります。ジントニックやネグローニなどのカクテル、モクテルやノンアルコールビールも多くの認可店で選べます。

まとめ

ドバイでは、21歳以上の旅行者なら、認可されたホテルや飲食店でお酒を飲めます。一方、公共の場では飲まない、飲酒後は運転しない、酒販店で買う場合は観光客向けライセンスを取得する、という違いは押さえておきましょう。

日本より価格は高めですが、夕方のホテルバーで景色とともに味わえば、ドバイ旅行らしい一杯になります。

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