スイスでお土産を買うならスーパー!代表的な店舗と特徴
スイスのお土産といえばチョコレートやチーズなどが有名ですが、今回は特にスーパーで買えるお土産にフォーカスしてご紹介します。
観光地のお土産屋にはない品や、現地の人が日常的に愛用する食品・雑貨も多く、コスパも良いです。
スーパーがおすすめな理由
- お土産用に作られたものではなく現地の人が飲食しているもの、使っているものが手に入る
- 現地の生活・日常感が味わえる
- 安く手に入る場合も多い
- 広い店内に豊富な品揃え
- ばらまき用お菓子の購入に最適
スイスの代表的なスーパーは、Coop(全国展開、品揃え豊富)、Migros(独自ブランドが強い)、Denner(ディスカウント系)など。
スーパーで買えるおすすめお土産
チョコレート
スイスといえばチョコレート。
スーパーでは Lindt や Cailler などの有名ブランドから、Kambly のようなコスパの良いメーカーまで、幅広く揃っている。
観光地のお土産店でも定番ブランドは見かけるが、スーパーにはそこであまり見かけないフレーバーや、店舗限定パッケージが並んでいることもある。
同じメーカーでも驚くほど多くのラインナップが並び、売り場を歩くだけでわくわくする。
価格もお土産屋より安いことが多く、まとめ買いもしやすい。
代表的なチョコレートブランド:
- Lindt:世界的に有名。スーパーでは他で見かけないサイズやフレーバーが並ぶことも。
- Cailler:1819年創業、現存するスイス最古のチョコレートブランド。
- Kambly:1910年創業の老舗お菓子メーカー。コスパ◎
- Ovomaltine:スーパーや土産店でも入手しやすい定番。幅広い商品展開。

お土産用のスイスチョコを詳しく紹介した記事はこちら:スイスのチョコ土産まとめ
チーズ
チョコレートと並び、スイスを代表する名物がチーズ。
エメンタールやグリュイエールといった定番から、ラクレット用スライスやフォンデュ用のミックスチーズまで、スーパーでは驚くほど種類豊富に揃っている。
ホールタイプからカット済み、真空パック品までサイズも様々で、旅行者でも選びやすい。
ナチュラルチーズは冷蔵保存が基本なので、持ち帰るなら旅行の最終日に購入するのが安心。
その意味でも、観光帰りに立ち寄れる市内スーパーはとても便利だ。

お土産用のスイスチーズを詳しく紹介した記事はこちら:スイスのチーズ土産まとめ
調味料・塩
定番のチョコレートやチーズ以外にも、スーパーの棚には日本ではあまり見かけないスイスらしい塩や調味料が並んでいる。
スイス在住の友人おすすめのハーブソルト「Herbamare」や、スイスの家庭に常備されている万能調味料「Aromat」などは、お土産としてもユニーク。
ハーブソルトや天日塩は、お肉や野菜にかけるだけで料理の風味がぐっと変わる。
お菓子と違って帰国後も少しずつ使えるため、旅行の余韻を長く楽しめるのも魅力だ。

お土産用の塩・調味料を詳しく紹介した記事はこちら:スイスの塩・調味料お土産
スナック・焼き菓子・飴
ハーブキャンディの RICOLA(リコラ) は、スイス生まれの人気土産。スイス高山ハーブをブレンドし、添加物や人工着色料は不使用。軽くてかさばらず、価格も手頃なので、ばらまき土産にも最適。スーパーや薬局、空港でも簡単に見つかる。

Kambly(カンブリー) はチョコレート菓子のほか、ビスケットやクラッカーなど焼き菓子系のラインナップも豊富。塩気のあるスナックや軽食系もあり、甘いものが苦手な相手にも渡しやすい。
お酒
スイスのお酒と聞くとイメージが湧かない人も多いかもしれないが、実はワインやビール文化もしっかり根付いている。スーパーでもスイス産ワインやビールが豊富に並び、売り場は圧巻。
スイスワインは、国内消費を目的に生産されることが多く、輸出量が少ない。そのため日本ではほとんど見かけない貴重な存在だ。「日本で手に入らない」「スイスらしいお土産」として、ワインやビールはおすすめできる。

お土産用のお酒を詳しく紹介した記事はこちら:スイスのお酒土産まとめ
その他雑貨
VICTORINOX(ビクトリノックス)
1884年創業の老舗メーカーで、多機能ナイフが世界的に有名。近年はキッチンナイフやピーラーなどの調理器具も人気で、スーパーや専門店でも入手可能。トマトナイフやステーキナイフなどは軽くてかさばらず、実用性が高いのでお土産にも適している。

▶ 詳しくはこちら:スイスのお土産VICTORINOX
Tシャツ
グリンデルワルトやツェルマットなど観光地では、土地ごとのオリジナルデザインTシャツが販売されている。スイス国旗や山岳モチーフのものなどデザインも多彩で、普段着としても使いやすい。旅行の思い出を日常で楽しめるアイテムとしておすすめ。

ばらまき用のお土産に最適な商品
これまで紹介した中から、特にばらまき用に向いているお土産をピックアップする。
Ovomaltine(オボマルティン)
チョコレートでコスパが良いのは Ovomaltine と Kambly だが、Kambly は中身が小分けになっていないため(5種類ほど箱買いしたが、いずれも個包装なし)、職場や友人グループへの配布にはやや不向き。その点、Ovomaltine は小さいパッケージ入りで価格も手頃。大量配布にはこちらが向いている。Lindt は質も知名度も高いが、予算があれば選びたい。

Ricola(リコラ)
スイス産ハーブを使ったのど飴。安価で軽く、かさばらず、スイスらしさも十分。味のバリエーションも多く、男女問わず喜ばれやすい。そしてもちろん美味しい。
まとめ
お土産屋めぐりも楽しいが、旅行中のお土産探しはスーパーがやっぱり面白い。
現地の人の生活感が垣間見え、観光地ではあまり見かけない商品も手軽に手に入る。
事前にスイス産の定番や人気商品を少し調べておくと、現地で迷わず選べて時間も節約できる。
今回紹介したジャンル別記事も参考にしながら、お気に入りのお土産を見つけてほしい。