スイスワインの特徴とおすすめ銘柄|希少性と有名産地・お土産向けワインも紹介

スーパーのお酒売り場・非常にたくさんのワインが並んでいる スイス
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はじめに

✔️ この記事はこんな人におすすめ:

  • ・スイスワインの有名銘柄やおすすめを知りたい
  • ・スーパーで気軽に買えるワインを探している
  • ・お土産に最適なワインを知りたい

スイスワインは国内消費率が約98%で、輸出量はわずか1〜2%しかありません。
そのため日本ではほとんど出会えず、まさに「旅先でしか楽しめない特別なお酒」といえます。

※年間生産量:約1億リットル(世界第20位台)

旅行前にスイスワインをもっと知りたい方や、フライト中の読み物を探している方には坂口謹一郎著『世界の酒』もおすすめ。1950年代のスイスを含むヨーロッパ各国を巡り、お酒と文化を描いた名著。
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有名ワイナリーとおすすめワイン・銘柄

① Provins(プロヴァン)|スイス最大手のワイナリー

1930年代にスイス・ヴァレー州(Valais)で創業。
スイス最大手のワインメーカーで、白・赤・スパークリングなど多様なワインを手がけている。
CoopMigrosなどのスーパーでも購入可能で、旅行者が手に取りやすいブランドのひとつ。

🧺 スーパーで買える日常ワイン(手頃)

  • Fendant Domherrenwein Provins(フェンダント・ドムヘレンワイン)
    → スイスの白ワインでもポピュラーなシャスラ種(スイスの超定番ぶどう品種)。クセがなく、食事に合わせやすい1本。
    Coop商品ページ
  • Dôle Blanche Les Clarelles Provins(ドール・ブランシュ)
    → ピノ・ノワールとガメイ(赤ワイン用のぶどう品種)のブレンドを白仕立てにした軽やかなロゼワイン。
    Coop商品ページ
🎁 お土産用・ちょっと贅沢なワイン

  • Petite Arvine Maître de Chais(プティ・アルヴィン)
    → プティ・アルヴィンというスイス固有の希少白品種の白ワイン。香りが強く味にメリハリがある。
    Coop商品ページ

※ラベルやボトルデザインは、Coop公式ページから確認できる。

② Henri Badoux(アンリ・バドゥー)|トカゲのラベルで有名な老舗

1908年創業。スイス西部・ヴォー州のAigle(アイグル)地方にある老舗ワイナリー。
アイグル地方は、石灰質の土壌が広がるワインの名産地で、ブランドの象徴「トカゲのラベル」はスイス土産としても人気。

この「トカゲ」は、かつてアイグル城の石垣に生息していたトカゲに由来し、土地とワイナリーを象徴する存在となっている。

🧺 スーパーで買える日常ワイン(手頃)

  • Aigle Les Murailles Chablais AOC(白)
    シャスラ種使用。ミネラル感とフレッシュさがあり、すっきりした味わい。
    Coop商品ページ
  • Chablais AOC Aigle les Murailles Rouge(赤)
    ピノ・ノワールなどの赤品種使用。果実味が豊かで、ややしっかりしたボディ。お肉料理との相性も良い。
    Coop商品ページ
🎁 お土産用・ちょっと贅沢なワイン

  • Murailles Brut Grand Vin Mousseux(スパークリング)
    辛口のスパークリングで、華やかな香りとキリッとした酸味が特徴。パーティーや贈り物に適している。
    Coop公式商品ページ

※ラベルやボトルデザインは、Coop公式ページから確認できる。

③ Louis Bovard(ルイ・ボヴァール)|ラヴォー地区を代表する老舗

高品質なシャスラワインで知られるLouis Bovard(ルイ・ボヴァール)は、レマン湖沿いのラヴォー地区を代表する老舗ワイナリー。ラヴォーはユネスコ世界遺産にも登録された美しい段々畑が広がるエリアで、豊かな日照と石垣が生むミネラル感が特徴だ。

贈り物や特別な夜に選びたい、スイスワインの奥深さを実感できるブランドのひとつ。

🧺 スーパーで買える日常ワイン(手頃)

  • Lavaux AOC Saint-Saphorin L’Eglise Domaine Louis Bovard
    シャスラ初心者にも飲みやすい。柔らかな口当たりで、柑橘系の香りとミネラル感のバランスが良い。
    Coop商品ページ
🎁 お土産用・ちょっと贅沢なワイン

  • Dézaley Grand Cru Domaine Louis Bovard
    シャスラの最高峰とも言われる1本。芳醇で厚みがあり、石垣の畑特有の複雑なミネラル感と長い余韻が楽しめる。

※ラベルやボトルデザインは、Coop公式ページで確認できる。

④ Domaine Les Hutins(ドメーヌ・レ・ユタン)|ジュネーブ州の小規模ワイナリー

Les Hutins Chasselas(スイス・ジュネーブの白ワイン)
小規模ワイナリーのスイスワイン「Les Hutins Chasselas(レ・ユタン シャスラ)」

このワインは、現地在住の友人にすすめてもらった1本
ジュネーブのスーパーで購入し、ラクレットと一緒に味わった。

辛口で軽やか、クセがなく飲みやすい。
チーズ料理との相性が抜群で、印象に残る1本だった。

ジュネーブ産のシャスラはフレッシュで辛口、すっきりとした飲み口が特徴とされる。

⑤ Ostschweizer Landwein Riesling-Sylvaner|スイス東部の手頃なデイリーワイン

Ostschweizer Landwein Riesling-Sylvaner 2023(スイス東部の白ワイン)
Ostschweizer Landwein Riesling-Sylvaner 2023

MIGROSでラベルだけを見て購入した1本。価格も手頃だったので“勘”で選んだが、意外と美味しくて当たりだった。

爽やかでフルーティな味わいで、冷やすとより引き立つ。リンゴ系のニュアンスがあり、ライトな飲み口。

肩肘張らずに楽しめる、まさにスイスのデイリーワインという印象。

Riesling-Sylvaner(別名ミュラー=トゥルガウ)はスイス東部で広く栽培されている品種で、手頃な白ワインに多く使われている。
ミュラー=トゥルガウは先に紹介した『世界の酒』にも登場する。

おまけ

フランス産シャルドネワイン(スイスで購入)
フランス産シャルドネワイン

現地ホテルで「スイスワインが飲みたい!」と思い、なんとなくそれっぽいラベルのボトルを購入。

ちゃんと裏ラベルもチェックして「きっとスイス産だろう」と思い込んでいたけれど…

後でフランス産だったことが判明。。

こういう失敗も旅の楽しみの一つ。

お土産におすすめのスイスワイン

Henri Badoux(アンリ・バドゥー)|ラベル映えする老舗ワイン

トカゲのラベルがインパクト大。
スイスらしいシャスラ種を使ったワインを手がける老舗ブランドで、どれも安定して美味しい。
ボトルの見た目が良く、Coopなどでも買いやすいのでお土産にぴったり。

Domaine Les Hutins(ドメーヌ・レ・ユタン)|チーズ料理に合う白ワイン

シャスラ種を使った白ワインが特におすすめ。
チーズ料理と抜群に合い、実際に飲んでとても気に入った。
家族経営の小規模ワイナリーで、大手にはない特別感がある。

購入は気軽なCoop・Migrosなどスーパーがおすすめ

スイスでは、CoopMigrosなどの大型スーパーで、気軽にスイスワインを購入できる。
観光客でも入りやすく、品揃えも豊富。お土産用にも、ホテルでの部屋飲みにもおすすめ。
スーパーでも本格的なワインが買えるので、旅行中に気軽に楽しんでほしい。

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