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はじめに|スイスの10月はどんな服装が必要?
この記事では、以下のようなことが分かります:
- チューリッヒやジュネーブなど都市部の10月の気温と降水量、服装
- ツェルマットやグリンデルワルトなど観光地の気温と服の選び方
- 標高2,000m以上の山岳部での服装例と寒さ対策
スイスを旅行する際、服装選びに迷う方は多いと思います。
この記事では、スイス気象庁のデータ(1991年〜2020年)や2024年の実績データをもとに、10月に旅行される方にとって役立つ服装の目安をご紹介します。
実際に10月のスイスを訪れた経験はありませんが、夏季に現地を訪れた際の標高ごとの寒暖差を体感しており、
それらの経験と気象データをもとに、できる限り実用的な内容にまとめました。
スイス10月の気温と降水量
スイスの主な都市部と観光地の10月の気温等はこちら:
地域 | 平均気温(1991–2020年) | 2024年の気温 | 降水量 |
---|---|---|---|
チューリッヒ | 10.3°C | 11.9°C(最高約21.2°C/最低4.9°C) | 100.7mm(平年比116%) |
ジュネーブ | 11.4°C | 12.7°C(最高20.8°C/最低4.0°C) | 116.7mm(平年比126%) |
グリンデルワルト | 8.2°C | 10.3°C(最高19.8°C/最低3.5°C) | 112.0mm(平年比109%) |
ツェルマット | 7.6°C | 5.8°C(最高18.5°C/最低-0.6°C) | 87.5mm(平年比169%) |
チューリッヒやジュネーブの10月の気温は、東京と比べて5〜10℃ほど低く、朝晩はかなり冷え込む。
山岳地では朝晩の冷え込みが特に厳しく、ツェルマットでは氷点下近くまで下がる日もある。
この記事の後半で「東京とスイスの気温の日別比較表」を掲載したので、参考にしてほしい。
東京との比較|スイスは10月でも冬の寒さ
チューリッヒやジュネーブの10月の気温は、日によっては東京の12月や1月並みの冷え込みになることもある。
特に標高の高いツェルマットでは、10月でも最低気温が0℃近くになる日があり、「日本の真冬」と同じような服装を想定して準備しておくと安心。
日付 | チューリッヒ | ツェルマット | 東京(10月) | 東京(12月) | 東京(1月) |
---|---|---|---|---|---|
10月5日 | 9.1°C | 3.3°C | 21.3°C(10/5) | 11.5°C(12/5) | 4.6°C(1/5) |
10月12日 | 9.8°C | 5.3°C | 20.6°C(10/12) | 7.1°C(12/12) | 5.4°C(1/12) |
10月28日 | 10.1°C | 7.3°C | 18.8°C(10/28) | 5.4°C(12/28) | 8.4°C(1/28) |
※気温はすべて日中の平均気温(2024年と2025年実績をもとに作成)
服装例|都市観光編(ジュネーブ・チューリッヒ)
都市部 10月の服装
10月のチューリッヒやジュネーブでは、平均気温は10〜13°C程度で、東京の11月下旬〜12月上旬に近い。
晴れた日には20°C近くまで上がることもあるが、基本は朝晩の冷え込みを想定して、重ね着や温かいインナーで調整できる服装が安心。

おすすめアイテム:
GUNZE HOTMAGIC(ホットマジック)|集中保温シームレス インナー
スイスの10月の寒さ対策には保温性の高いインナーがほしい。
グンゼのホットマジックは、冷えやすい部分を集中的に温める保温設計が魅力。
特にチューリッヒなど都市部の朝晩の冷え込み対策にぴったり。
- シームレスでごわつかず、インナーとして使いやすい
- 吸湿発熱素材で暖かいのに蒸れにくい


服装例|観光地編(ツェルマット)
ツェルマット 10月の服装例
ツェルマットの標高は約1,600m。10月は朝晩で最低気温が氷点下近くまで下がる日もあったが、日中は10〜15℃まで上がる日が多い。
朝晩の冷え込みにも備えて、温かいインナーに加えて厚手のニットやセーター、しっかりしたアウターがあると安心。

おすすめアイテム:
ネックウォーマー|軽くて暖かく、持ち運びも便利
マフラーよりかさばらず、動作を邪魔しないネックウォーマーは旅行やハイキングなど、外でのアクティビティにぴったり。
首元を温めるだけで体感温度が大きく変わるので、冷え込みが強い時の防寒アイテムとして1つ持っておくと安心。
- 裏起毛であたたかい
- 風の侵入をブロック
- 折りたたんでコンパクトに収納可能


朝晩や日陰では首元から冷えやすいので、1枚あると安心できる防寒グッズ。
服装例|ハイキング編(標高2,000m前後)
標高2,000m前後のハイキング 10月
- 平均気温:およそ3℃
- 最高気温:5〜6℃ほど
- 最低気温:氷点下の日も多くなる
※観測地点:標高2,472m Col du Grand St-Bernard(2024年10月)
10月の山岳地帯は、朝晩を中心に冷え込みが厳しくなり、霜や地面の凍結が見られることもある。
天候によっては、雪や濃い霧が出ることもあるため、装備はしっかり整えておきたい。
また、ロープウェイや登山列車が運休する日もあるので、出発前に運行状況を確認しておくのがおすすめ。

上の画像のように、防風・防水性のあるアウター(ハードシェル)に、フリースなどの保温性インナーを重ねると安心。
手袋や防寒パンツがあると、冷たい風が吹く日にも快適に歩ける。
靴は、防水性と滑りにくさのあるトレッキングシューズがあると頼もしい。
気温の変化に対応できるよう、ネックウォーマーや薄手のダウンをザックに入れておくのもおすすめ。
おすすめアイテム:メレル モアブ3
私も実際に使っている登山靴。防水性とグリップ力に優れていて、ぬかるみや岩場でも安心感がある。
足首までしっかり覆うミッドカットタイプを選ぶと、ケガの予防にもつながる。


まとめ
10月とは言え、スイスは日本人感覚では「初冬〜冬」の寒さ。朝晩の冷え込みも厳しいため、厚めの防寒対策が必要。
あわせてトレッキングシューズなど足元の対策もしておくと安心。
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