スイスワインの特徴と魅力|なぜ希少?おすすめ銘柄は?有名産地も紹介

スーパーのお酒売り場・非常にたくさんのワインが並んでいる スイス

はじめに

✔️ この記事はこんな人におすすめ:

  • ・スイスワインの特徴が知りたい
  • ・お土産にスーパーで買える銘柄を探している
  • ・有名なワイナリーや銘柄を調べたい

スイスへ旅行する際、お酒についてはあまり事前調査ができなかった。
日本語での情報が少なく、現地ではラベルだけを頼りに選んで飲んでいた。

ところが帰国後、本などで調べてみると、実はスイスは「知る人ぞ知るワイン大国」だった。
もっと調べてしっかりワインも楽しめばよかった…。

だからこそ、今後スイスを訪れる人には、ぜひもっと積極的にワインを楽しんでほしい!
そんな思いでこの記事を書いている。

スイスワインを日本で見かけない理由

スイスワインのほとんどは、国内で消費されている。
輸出量はなんと全体の1〜2%程度。だから日本ではなかなか出会えないレアな存在。

スイス旅行前、日本でスイスワインを見かけた記憶がほとんどなかった。
帰国後に調べたところ、スイスでは国内での消費量が圧倒的に多く、輸出はごくわずかということが分かった。だからこそ、スイスワインは「現地でしか出会えない旅の楽しみ」だと実感した。

※スイスのワイン年間生産量:約1億リットル(世界第25位前後)

スイスの有名ワイナリーとおすすめワイン・銘柄

① Provins(プロヴァン)|スイス最大手のワイナリー

1930年代にスイス・ヴァレー州(Valais)で創業。
スイス最大手のワインメーカーで、白・赤・スパークリングなど多様なワインを手がけている。
CoopMigrosなどのスーパーでも購入可能で、旅行者が手に取りやすいブランドのひとつ。

🧺 スーパーで買える日常ワイン(手頃)

  • Fendant Domherrenwein Provins(フェンダント・ドムヘレンワイン)
    価格:約7.15 CHF(750ml)
    → スイスの白ワインでもポピュラーなシャスラ種(スイスの超定番ぶどう品種)。クセがなく、食事に合わせやすい1本。
    Coop商品ページ
  • Dôle Blanche Les Clarelles Provins(ドール・ブランシュ)
    価格:約7.95 CHF
    → ピノ・ノワールとガメイ(赤ワイン用のぶどう品種)のブレンドを白仕立てにした軽やかなロゼワイン。
    Coop商品ページ
🎁 お土産用・ちょっと贅沢なワイン

  • Petite Arvine Maître de Chais(プティ・アルヴィン)
    価格:約22.35 CHF
    → プティ・アルヴィンというスイス固有の希少白品種の白ワイン。香りが強く味にメリハリがある。
    Coop商品ページ

② Henri Badoux(アンリ・バドゥー)|トカゲのラベルで有名な老舗

1908年創業。スイス西部・ヴォー州のAigle(アイグル)地方にある老舗ワイナリー。アイグル地方は、石灰質の土壌が広がるワインの名産地で、ブランドの象徴「トカゲのラベル」はスイス土産としても人気。

🧺 スーパーで買える日常ワイン(手頃)

  • Aigle Les Murailles Chablais AOC(白)
    シャスラ種使用、優しい味わい。
    価格帯:10.35〜18.00 CHF
    Coop商品ページ
  • Chablais AOC Aigle les Murailles Rouge(赤)
    ピノ・ノワールなどの赤品種使用。
    白とは違った魅力があり、お肉料理との相性も◎
    価格:約18.00 CHF
    Coop商品ページ
🎁 お土産用・ちょっと贅沢なワイン

  • Murailles Brut Grand Vin Mousseux(スパークリング)
    パーティーや贈り物にぴったりな辛口泡
    価格:約22.50 CHF
    Coop公式商品ページ

③ Louis Bovard(ルイ・ボヴァール)|ラヴォー地区を代表する老舗

高品質なシャスラワインのLouis Bovard(ルイ・ボヴァール)は、レマン湖沿いのラヴォー地区を代表する老舗ワイナリー。

贈り物や特別な夜におすすめで、スイスワインの奥深さを実感できるブランドのひとつ。

🧺 スーパーで買える日常ワイン(手頃)

  • Lavaux AOC Saint-Saphorin L’Eglise Domaine Louis Bovard
    シャスラ初心者にも飲みやすい、柔らかな味わい。
    価格:15.15 CHF
    Coop商品ページ
🎁 お土産用・ちょっと贅沢なワイン

  • Dézaley Grand Cru Domaine Louis Bovard
    シャスラの極み。芳醇で、長い余韻が楽しめる一本。
    価格:23.60 CHF
    Coop商品ページ

実はこれらの有名銘柄、私は現地では飲めなかった。というのも、帰国してから調べて初めて知ったから…。日本語ではほとんど情報が出ておらず、事前に調べたつもりでもこの辺の情報にたどり着けなかったのが原因。

「あれもこれも飲んでおけばよかった!」と、少し後悔しながらこの記事を書いている。

私が現地で飲んだワインはこちら

Les Hutins Chasselas(スイス・ジュネーブの白ワイン)
小規模ワイナリーのスイスワイン「Les Hutins Chasselas(レ・ユタン シャスラ)」

生産者:Domaine Les Hutins(ドメーヌ・レ・ユタン)
地域:スイス・ジュネーブ州(Genève AOC)
タイプ:辛口の白ワイン(シャスラ種)

このワインは、現地在住の友人におすすめしてもらった1本
実際にジュネーブのスーパーで購入して、ラクレットと一緒にいただいた。

軽やかでクセがなく、とても飲みやすい。
チーズに合う印象深いワインだった。

Ostschweizer Landwein Riesling-Sylvaner 2023(スイス東部で購入)
Ostschweizer Landwein Riesling-Sylvaner 2023

ワイナリー:Weinkeller zum Stauffacher
地域:スイス・東部地方(Ostschweiz)
タイプ:辛口の白ワイン

MIGROSで完全にラベルだけを見て購入した1本。価格も手頃だったので、“勘”で選んだ1本だったが、これが意外と美味しくて当たり!だった。
爽やかでフルーティな味わいで、冷やして飲むと美味しい。
肩肘張らずに楽しめる、まさにスイスのデイリーワインという印象。

フランス産シャルドネワイン(スイスで購入)
フランス産シャルドネワイン

現地ホテルで「スイスワインが飲みたい!」と思い、なんとなくそれっぽいラベルのボトルを購入。

ちゃんと裏ラベルもチェックして「きっとスイス産だろう」と思い込んでいたけれど…

後でフランス産だったことが判明。。

こういう失敗も旅の楽しみの一つ。

スイスワインはどこで買える?

スイスでは、CoopMigrosなどの大型スーパーで、気軽にスイスワインを購入できる。
観光客でも入りやすく、品揃えも豊富。お土産用にも、ホテルでの部屋飲みにもおすすめ。

日本ではスイスワインの情報や取扱が少ない。

スイスに行ったときにはぜひ現地で味わってほしいし、お土産としても“その土地でしか手に入らない特別感”があると思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました