【スイス8月の服装】夏の都市観光・登山ハイキングの服装例|子連れでも安心の持ち物と気温対策まとめ

スイス旅行8月の服装|アイキャッチ スイス

はじめに|スイスの夏(8月)って暑いの?寒いの?

この記事では、以下のようなことが分かります:

  • チューリッヒやジュネーブなど都市部の8月の気温とおすすめの服装
  • ツェルマットやグリンデルワルトなど観光地の気温と服の選び方
  • 標高2,000m以上の山岳部での服装例と寒さ対策

2024年8月に実際にスイスを旅行した体験と、2025年時点での最新の調査をもとにまとめています。

行く場所によってかなりの寒暖差があったり、日差しの強さ・急な雨など、服装や装備に気を使って良かったと感じました。

この記事では、「着て行ってよかった」「持っていって助かった」と感じた服や持ち物も紹介しているので、これからスイス旅行を予定している方の参考になればうれしいです。

スイス8月の気温と雨の日数

スイスの主な都市部と観光地の8月の気温や降水についてはこちら:

地域 平年(1991–2020年) 2024年の傾向(観測ベース) 雨の日数(推定)
チューリッヒ 19.2°C(最高約25°C/最低13–14°C) 21.7°C(+2.5°C)。30°C超の日もあり 約6日(やや少なめ)
ジュネーブ 20.1°C(最高25–26°C/最低13–14°C) 22.6°C(+2.5°C)。晴天が多く30°C超えも 約4日(かなり少なめ)
グリンデルワルト 15.8°C(最高17–18°C/最低12–13°C) 18.1°C(+2.3°C)。山間部でも暑さを感じる 約9日(やや少なめ)
ツェルマット 13.6°C(最高19–20°C/最低約8°C) 16.4°C(+2.8°C)。朝晩冷えるが日中は暖かい 約3〜4日(非常に少ない)

※「雨の日数」は降水量と地域傾向をもとにした推定値。

出典:MeteoSwiss(スイス気象庁)

涼しい印象のスイスも、近年は気温が上昇していて、都市部では夏の気温が30度を超える日もある。一方で、高地や山登りでは気温差が大きく、さっきまでTシャツ1枚で快適だったのに、ロープウェイや登山電車で標高が上がると長袖やパーカーがないと寒い、といったことも多かった。

そのため、天候や標高での寒暖差に対応できるよう、軽くて着脱しやすい上着を持っておくと安心。

服装例_都市観光編(ジュネーブ・チューリッヒ)

■ジュネーブ[Geneve] 8月の朝(晴れ)

朝は肌寒い。子どもは上着を着たがり、ウインドブレーカーを羽織っている。
大人は心地よい涼しさで半袖でも大丈夫だった。

レマン湖沿いの朝の様子
レマン湖沿い

■ジュネーブ 8月の昼(晴れ)

晴れた昼はさすがに暖かくなってくる。全員半袖でちょうどよい気候。

ジュネーブ駅のホームの様子
ジュネーブ駅のホーム

※チューリッヒ[Zurich]はジュネーブより少し気温が低い

おすすめアイテム:ウインドブレーカー

軽くてコンパクト。フード無しか取り外し可能(保育園がフードNGの場合がある)。旅行先で迷子になりづらい目立つ色。多少の雨は撥水してくれるウインドブレーカーがおすすめ。

服装例_観光地編(グリンデルワルト・ツェルマット)

■ツェルマット[Zermatt] 8月の朝(曇り)

ツェルマットは標高1,600mで、朝ははっきりと寒い。全員やや厚めの上着を着ていた。

ツェルマットのホテル 朝出発時点
ツェルマットのホテル 朝出発時点

■ツェルマット 8月の昼(晴れ)

標高1,600mでも、晴れた昼間は暖かくなり、全員が上着を脱いで半袖に。寒暖差が激しいので注意が必要。

ツェルマットの街歩き
ツェルマットの街歩き

■グリンデルワルト[Grindelwald] 8月の昼(晴れ)

グリンデルワルトの駅周辺(標高約1,000m)はツェルマットより暖かく、ここでも全員半袖で快適だった。

グリンデルワルトのお店の前
グリンデルワルトのお店の前

標高によって気温差があり、山登りやハイキングでなくても、観光地でも寒暖差が大きいと感じる場面が多かった。
子どもは頻繁に脱いだり着たりしていたので、やはり着脱しやすい服が便利。そして、晴れた日は日差しが非常に強いので、帽子やサングラスも必須。

おすすめアイテム|サングラス・帽子

晴れると標高の高い場所では紫外線が非常に強く帽子やサングラスは必須アイテム。特に子どもは忘れがちなので、事前に用意しておくと安心です。

服装例_ハイキング編(スネガパラダイスなど)

■メンリッヒェン(Männlichen) 8月の朝(晴れ)

標高2,000m超えの朝は晴れでも寒い。ちょっと厚めの上着があると安心。

メンリッヒェンの展望台
メンリッヒェンの展望台

■クライネシャイデック(Kleine Scheidegg) 8月の昼(曇り)

標高2,000m超えのハイキング。曇りだとかなり寒い。念の為持っていったダウンジャケットが活躍。少し雨も降っていた。

クライネシャイデックのハイキング
クライネシャイデックのハイキング

■スネガパラダイス(Sunnegga Paradise) 8月の昼(晴れ)

標高2,000m超え。晴れた昼間は多少温かいが長袖。湖に足を付けられるくらいには温かい。

スネガパラダイスの湖畔
スネガパラダイスの湖畔

標高が高い分寒いので、都市部より温かい服がほしい。

おすすめアイテム|ダウンベスト・トレッキングシューズ

天気が悪いと体の芯から冷えることがあるので、ダウンベストやフリースがあると安心。
また、山の天気は変わりやすく、雨に備えて防水性のあるトレッキングシューズがあると便利。

MERRELL Moab3の画像。今回の旅行用に購入。
MERRELL Moab 3(実際の旅行で使用)

まとめ

スイスは乾燥していることや山岳部の風の影響で、日本と比べて「気温の数字」以上に寒く感じることが多い。

都市部でもエアコンがない家が多く、朝晩はひんやり。標高の高い地域では夏でもダウンや防寒着が必要になる日もあるので、旅程に合わせて着脱しやすい服装を用意しておくと安心。

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