2024年夏、家族4人でスイス・ジュネーブを旅行したときのこと。
「ツアーがない?」「子連れで乗り継ぎって大丈夫?」「航空券はいつ予約すれば安くなる?」そんな疑問や不安が多く、最初のステップである“行き方”の調査と手配に一番時間をかけた気がする。
この記事では、実際に検討した3つのフライトルート、価格比較、そして子連れ目線で最終的に選んだ経路と理由、さらにはキャンセルリスクへの備えまで、リアルな体験をもとに紹介している。
これからスイス・ジュネーブへ行く方や、子連れ海外旅行を検討している方の参考になれば嬉しい。
日本からスイス・ジュネーブへ行くには?
まずは旅行代理店(JTB)へ相談したが、ジュネーブ行きのパッケージツアーは取り扱いがなかった。チューリッヒならツアーもあるが、ジュネーブは第2の都市ということもあり、ツアーは今後も出てこない見込みとのことだった。
そこで、オンラインで航空券を比較し、個人手配することに決めた。
子連れ旅行で検討した3つのルート
ルート | 行き | 帰り | 価格 |
---|---|---|---|
候補1:ジュネーブ往復(カタール航空) | 8/17 成田22:30 → ドーハ4:05 → ジュネーブ14:20(8/18) | 8/24 ジュネーブ15:55 → ドーハ22:55 → 成田18:55(8/25) | 700,000円(大人2名約40万、子供2名約30万) |
候補2:パリIN ジュネーブOUT(カタール航空+電車) | 8/17 成田22:30 → ドーハ4:05 → パリ14:25(8/18) | 8/24 ジュネーブ15:55 → ドーハ22:55 → 成田18:55(8/25) | 787,000円(大人2名約44万、子供2名約34万) |
候補3:チューリッヒ直行便(ANA) | 8/17 成田10:55 → チューリッヒ18:20(8/17) | 8/24 チューリッヒ12:55 → 成田9:05(8/25) | 1,151,000円(大人2名約63万、子供2名約52万) |
最終的に選んだルートと決め手
候補2のパリIN案も魅力的だったけれど、ジュネーブからフランス国境はバスで1時間ほどで行けるため、後日行きたくなったら現地で足を伸ばせば良いと判断。
直行便のANAは時間的には魅力的だったが、価格が大幅に上がるため見送り。
最終的には、価格とのバランス、乗継時間、カタール空港を楽しめそうなことなどを理由に、候補1のカタール航空 ジュネーブ往復便を選んだ。
飛行機の予約タイミングと価格変動
旅行は8月中旬だったが、年明けには検索を開始。最終的に2月に予約を完了した。
その後、旅行1〜2ヶ月前に改めて検索してみたところ、検索結果では以前より10〜20万円ほど高く見えたが、便が異なっていた可能性もある。
結果として、早めの予約は正解だったと思っている。
キャンセル規定と保険の検討
驚いたのはキャンセル料の条件。
- 購入直後からキャンセル料発生
- 出発3日前まで:20万円弱
- 出発2日前以降:キャンセル料100%
リスクが高いと感じ、約2万円のキャンセル保険に加入した。最終的にお世話になることはなかったが、安心して旅行準備ができた。
今回利用したカタール航空公式サイトでは、最新のフライト情報やキャンセル規定も確認できる。
まとめ:早めの調査と予約が安心につながる
今回の旅行を通じて、「子連れ旅行では、移動の負担だけでなく、価格やキャンセルリスクへの備えも重要」と実感。
これからジュネーブや他のヨーロッパ都市へ行く方には、早めの調査・比較をおすすめしたい。
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