はじめに
私がスイスのジュネーブへ旅行した際、VICTORINOXのショップへ行き、お土産としてナイフを買って帰った。
購入した商品や、帰国後に使用して満足度が高かった点、飛行機に持ち込んで大丈夫なのかな?と思い調べた注意点、「これも買ってくればよかった。。」と後悔したポイントなど、VICTORINOX関連の情報をまとめて記事にしています。
この記事でわかること
- スイス旅行でチーズやチョコ以外でおすすめのお土産は?
- VICTORINOXのナイフの良いポイントは何?
- ナイフやキッチン用品って飛行機で持ち帰りできる?
- そもそもVICTORINOXってどんな会社?

スイス発!VICTORINOX(ビクトリノックス)とは?|老舗ブランドの魅力
1,884年にスイスのシュヴィーツ州イーバッハで生まれた創業140年超えの老舗メーカー。「アーミーナイフ(多機能ナイフ)が世界的に有名で、NASAの宇宙飛行士やエベレストの登山隊も使用しているとか。
名前の由来は、創業者の母の名「Victoria」+ステンレス「inox」。現在は、アーミーナイフの他にも、キッチン用品や時計、バッグなどスイスを象徴する実用品として商品の展開を行っている。VICTORINOX=アウトドアと思いきや、実はキッチングッズや文具も優秀で女性にも人気!
私もアウトドア派ではないので、旅行に行くまではお土産でVICTORINOXを買って帰ろうとか全く考えていなかった。現地在住の友人が推していたので買ってみたというのが背景。
VICTORINOXの良いところ・喜ばれたポイント
① トマト(野菜)がめっちゃ切れる
うちでは子供の栄養のために毎朝トマトを食べるのだが、子供が食べやすい小さめのサイズに切るのが手間で、かつうまく切れず潰れてしまうことが多かった。
ところが、VICTORINOXのナイフを導入してから切っても潰れず気持ちよく切れるようになった。切れ味が良いうえに刃がギザギザになっていて、ミニトマトを切るのも簡単。果物もよく切れるし、あと28gととにかく軽いのも良い。(家の包丁は140g)
子供がお手伝いしたがる時も、先が丸くて安全で、子供用ナイフより切れるから逆に安全。

② パンを潰さずに切れる
パンも子供に上げる時に切って渡すのだが、パンの種類によっては普通の包丁だとうまく切れない。
例えば、具材が入った惣菜パンや、クリームパンとかクロワッサンなどが特に切りにくい。こういうパンも、VICTORINOXのナイフだと切りやすくて助かる。メロンパンもあまり皮がボロボロにならずに切れる。
③ お肉を美味しく切れる
せっかくステーキナイフを買ったのだから、ステーキを食べよう!ということで、赤身のステーキ肉を買ってきて焼いて食べてみた。
高級では無い固めの赤身肉は今までのナイフだとなかなかカットできず、ナイフを押したり引いたりしているうちに肉汁がたくさん出て残念な見栄えに。VICTORINOXのステーキナイフを使えば、固いステーキ肉を押して引いてを2往復もすれば切れてしまうので、見た目も美味しさも損なわれない。(いつもよりずっと美味しい気がした)

④ お土産として渡した家族や友人のコメント
- 「今や我が家の切れる包丁ランキング1位に君臨しています。素敵なお土産をありがとう。」
- 「果物を切る時に使ってます。軽くて扱いやすくて気にいってます。」
どこで買える?VICTORINOX購入スポットまとめ
正規店
ビクトリノックス チューリッヒ店
Victorinox Flagship Store, Zurich:Rennweg 58, 8001 Zürich, スイス
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ビクトリノックス ジュネーブ店
Victorinox Flagship Store Geneve:Rue du Marché 2, 1204 Genève, スイス
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私が購入したのは、ジュネーブの方のお店。フラッグシップストアだけあって膨大な品揃えで、同じ果物ナイフと言っても持ち手の違うものが複数種類あったり、カラーリングもたくさんで選ぶのが楽しかった。実際手に持ってみて、馴染むものの中から気に行った色のナイフを購入した。
スーパー
MIGROSやCOOPなどのスーパーでも見かけた。種類やカラーリングは正規店よりも少ないが、値段は変わらなそうだったので、定番品を気軽に買いたい場合はスーパーで買ってもOK。
その他
観光地のお土産屋でも売られていた。後から知ったのだが、ツェルマットなどの観光地では観光地名やロゴ(Zermattなど)の入った現地オリジナルのVICTORINOX商品も買えるらしい。
確かに、MONT-BELLなど他のブランドでもツェルマットやグリンデルワルトのオリジナル商品が売られていたので、現地オリジナル商品を出すのがよくあることなのかもしれない。現地オリジナル商品はお土産にぴったり。
実際に買ったモデル・使ってみた感想
スイスクラシック トマト&テーブルナイフ
※「パーリングナイフ(Paring Knife)」とも呼ばれる万能タイプ。
先が尖ってないのと、持ち手がピッタリフィットする万能ナイフ。これ1本で野菜も果物もパンも全部使える。
今うちで一番活躍している包丁。カラーも豊富。商品名が長い。あと、食洗機にかけても問題ないそうでお手入れも楽。(持ち手が木製のものは食洗機NG)
スイスクラシック ステーキ&ピッツァナイフ
先に書いた通り、ステーキがめちゃめちゃ良く切れる。夫婦2人分で2本買って帰った。
ステーキが食卓に並ぶことは少ないが、コストコで1ホールピザを買った際や、パンを切る時も使える。

注意点・後悔ポイント
想像以上に使い勝手が良くてキッチンで大活躍しているので、ピーラーなど他の商品も買って帰ればよかったと思っている。
今見るとこれも欲しかったな〜と思う商品:
- ピーラー:100均のピーラーは割とすぐだめになったり、切れ味がいまいちで、帰国してからVICTORINOXのピーラーも使ってみたくなった。
- クラシックパーリングナイフ:皮むき用に欲しい。大根の皮むきとかはギザギザの刃だとやりづらいので、直刃のペティナイフがあれば、皮むきにきっとかなり便利。
- ブレッドナイフ:公式サイトの、「一生でどのくらいのパンをスライスしますか?かなりの数に上ることでしょう。このブレッドナイフにおまかせください。」というキャッチコピーを見てほしくなった。パン、うちは他の家よりたぶんたくさん切ってる気がする。価格はやや高め。
機内持ち込み・持ち帰りはOK?
ナイフやハサミ等の刃物類は機内への持ち込みができないため、スーツケースなどの預け入れ荷物の中に入れて運ぶ必要がある。
間違って持ち込み手荷物に入れてしまうと、破棄などの対応が必要な可能性があるので注意。

スイスで購入するVICTORINOXのナイフは、刃の周辺がパッケージされている状態なので、刃こぼれや他の荷物を傷つける心配は無さそう。
価格の目安と日本との比較
ナイフの価格は5〜8CHFくらいだったので、800〜1,400円程で購入できた。※2024年夏頃
日本で買うと1,500円〜2,000円なので現地の方がかなり安く、大体日本の半額くらいだった。日本だと商品の種類も少ない。
その他のビクトリノックス商品
- マルチツール:一番有名な商品。アウトドアや登山で活躍。見た目もかっこいい。
- キャリーバッグ・スーツケース:軽くて丈夫。かっこいい。今回の旅行でVICTORINOXファンになったので次スーツケースを買う時は検討したい。
- スイスカード:コンパクトで財布に入る多機能ツール。持ち運びやすくて便利。
まとめと関連記事リンク
スイス感がバッチリあるし、手軽で安くて、しかも便利ですごく喜ばれるお土産。実際友人や家族にあげて一番喜んでもらえた。うちでも帰国後大活躍している。持ち帰ったものの中で一番印象に残っているもので、他の人にもおすすめしたい。
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