【スイス ハーフフェアカード】スイスの半額カードはどこで買う?|買い方・使い方と注意点

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はじめに|スイス ハーフフェアカード(Swiss Half Fare Card)についてこの記事で分かること

  • ✅ スイス ハーフフェアカードはどこで買うのが良いか?
  • ✅ スイス ハーフフェアカードの買い方
  • ✅ スイス ハーフフェアカードの使い方

2024年にスイス旅行をした際、高額な交通費を少しでも安く抑えるために「スイス ハーフフェアカード(以下、ハーフフェアカード)」を購入・利用した。

購入のために検索すると、いろんなサイトで売られていて、どこで買うのがいいのか?買う場所によって違いはあるか?安く買えるのはどこか?といったことが分からなくて迷ったので、調べたことと実際に購入した時の流れをまとめておきたい。

※SAVER DAY PASSはSBB公式でのみ販売していたが、ハーフフェアカードは代理店に広く販売委託しているらしく、いろんな国のいろんな会社が販売している

💡 その前に、「ハーフフェアカードってそもそもどんなもの?何が得なの?」という方は、先にこちらの記事をチェック:

スイスのお得な交通パス一覧|ハーフフェアカードとは?パスの違いや選び方まとめ

ハーフフェアカードはどこで買えるか?

購入サイト 2025年7月の販売価格 運営会社/所在地 日本語対応 ファミリーカード 支払い通貨 備考・特徴
STC CHF 120 Switzerland Travel Centre AG/スイス ◎(即時発行) CHF スイス政府系・公式直販。安心感◎
Klook ¥21,723 Klook Travel Technology Ltd./香港 JPY
KKday ¥21,223 KKday.com International Co./台湾 JPY 最安
VELTRA ¥22,392 株式会社ベルトラ/日本 JPY 日本語サポート安心
SBB公式 CHF 120 SBB(スイス連邦鉄道)/スイス CHF 公式/日本語無
駅窓口 CHF 120 SBB/他私鉄 スイス CHF 混雑や時間に注意

KKdayでハーフフェアカードをチェック

どの点を重要視するかで最適な選択肢は変わると思うけれど、私は上記から3つに絞って比較して、最終的にSTCで購入した。

  • KKday・・・クーポン利用で最安(21,223円前後)
  • VELTRA・・・日本語サポートが手厚い(日本企業の安心感)
  • STC・・・ファミリーカードが即時発行できて子連れには安心

自分がSTCを選んだ決め手は、スイスファミリーカードが即時発行されることと、SBB(スイス連邦鉄道)のグループ会社である安心感。
KKdayやVELTRAも悪くないと思う。安さ重視ならKKday、日本語のサポートを重視するならVELTRAという選択もあり。
それぞれメリットがあるので、旅のスタイルや優先順位に応じて選ぶといいと思う。

▶︎ KKdayの公式ページで価格を確認する

ハーフフェアカードの買い方(STC)

  1. STCの購入ページにアクセス:STC公式サイトはこちら
  2. 開始日・購入数を選択して「カートに追加」をタップ
    • 参考:我が家の入力例
      開始日:スイスに到着する日を選択。有効期間は1ヵ月なので利用期間は余裕あり
      スイスハーフフェアカードの数:2(大人2名)
      子供の数:1(4歳の子供はそもそも電車代無料なのでカウント不要、7歳児分のみファミリーカードが必要なため1を入力)
      「旅行者がスイスに永住権を持っていないことを確認」:チェック(スイス在住者は買えない)

      ※スイスファミリーカードとは?
    ハーフフェアカード購入画面|開始日と数量を選択

    ※掲載しているサイト画面の画像は、Switzerland Travel Centre(STC)公式サイトより引用しています。

    スイスファミリーカードの説明|6歳〜16歳未満は無料でファミリーカードを発行
  3. 内容を確認して「チェックアウトに進む」をタップ
    カート画面
  4. 利用者の姓名、居住国、Eメールアドレス、生年月日を入力(姓名はアルファベットで入力)
    連絡先・利用者情報入力画面(一部)
  5. 支払い情報・クレジットカード情報を入力して購入
    • ※フレックスオプションチケット:キャンセル可能期間を延長するオプション(表示される日本語がやや怪しい)

購入完了後、入力したメールアドレス宛に以下のようなメールが2通続けて届く。

[1通目:購入完了メール]

スイス鉄道でのご注文:(注文番号)
XXX様
スイストラベルセンターでチケットをご購入頂きありがとうございます。
ご注文は処理中です。選択された発送方法で直ちにお送り致します。この予約確認はチケットではありませんので、ご注意ください。
多量の注文を処理している場合、出発日順にて発送を優先させていただく場合がございますので、予めご了承ください。
なお、原本チケットは使用開始日の2週間前に郵便/宅急便で発送致します。
Eチケットの場合、購入後数分内に、チケットのPDFファイルリンクをメールでお送りいたしますので、ご確認ください。

[2通目:ハーフフェアカード発行メール(1通目から1分後)]

ご注文:(注文番号)
XXX様
ご注文ありがとうございました。
下記のリンクからチケットをご確認の上、印刷してください。
https://www.swissrailways.com/ticket/pdf/XXXXXXXXXXXXXXXXXX(子供用スイスファミリーカード)
https://www.swissrailways.com/ticket/pdf/YYYYYYYYYYYYYYYYYY(大人用ハーフフェアカード1)
https://www.swissrailways.com/ticket/pdf/ZZZZZZZZZZZZZZZZZZ(大人用ハーフフェアカード2)

E-財布に直接チケットを追加するには、こちらをクリックしてください。
https://www.swissrailways.com/ticket/pkpass/XXXXXXXXXXXXXXXXX(子供用スイスファミリーカード)
https://www.swissrailways.com/ticket/pkpass/YYYYYYYYYYYYYYYYY(大人用ハーフフェアカード1)
https://www.swissrailways.com/ticket/pkpass/ZZZZZZZZZZZZZZZZZ(大人用ハーフフェアカード2)

アンドロイド携帯をお使いで、チケットをウォレットに追加したい方は、ウォレットアプリお財布アプリ をダウンロードしてください。

重要な注意事項
・キャンセルポリシー
・一般的な情報とよくある質問への回答
・ご予約やキャンセルに関する具体的なご質問は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

スイスでの快適なご滞在をお祈りいたします。

ハーフフェアカードの使い方

スマホのアプリで表示するのが便利。

iPhoneの場合:
購入時に届くメールの「E-財布に直接〜」のリンクをタップすれば、「ウォレット」(iPhone標準アプリ)にハーフフェアカードが保存される。
以降、「ウォレット」を起動すればさっとハーフフェアカードを表示できる。
インターネット未接続(オフライン)でも表示可能。
我が家は、私のiPhoneに家族分のカードをまとめて保存しておいた。

Androidの場合:
別途アプリをインストールの上、メールで届くE-財布用のURLをタップしてスマホにカードを保存する。アプリはこちら:Google ウォレットアプリ

紙で印刷したい場合:
2通目のメールで印刷用のハーフフェアカード(PDF)も送られてくるので、それを印刷して持っていく形でもOK。

現地での実際の使い方

車掌さんにハーフフェアカードの提示を求められた場合に、上記のハーフフェアカードにかかれているQRコードを見せるだけ。
(車掌さんは機械でQRコードを読み込んで、「サンキュー」と言って去っていく)

基本的には駅や改札で提示は必要なく、電車で移動中にたまにチェックに来る感じ。
ハーフフェアカードの提示を求められるのは大体以下のような場合:

  • トラムやバスなど短距離移動ではほとんどチェックされない。たまに抜き打ちでチェックされる程度。
  • ICでの長距離移動や山岳鉄道では車掌さんが回ってきてチェックされる。
  • ロープウェイやケーブルカーは窓口でチケット購入する際に提示を求められる。

※ちなみにハーフフェアカードは電車等のチケットを半額で買えるだけのもので、ハーフフェアカード自体がチケットなわけではないので注意。
別途チケットを買って、それとハーフフェアカード両方を見せる必要がある。

FAQ

Q:ハーフフェアカードはいつから買えるの?いつ頃買えば良い?
A:STCのサイトでは「何ヵ月前から買える」という明記はないが、実際には5ヵ月以上先の日付が選べる状態になっていた。
ただし、ハーフフェアカードは価格が固定(CHF 120)で、売り切れるようなチケットでもないため、急いで買う必要はあまりない
私は、旅程に変更の可能性が少し残っていたため、旅行の約1週間前に購入した。
ただし、STC以外の代理店(Klook・VELTRAなど)では、手配に時間がかかる可能性もあるので、少し早めの購入がおすすめ。
Q:「Half Fare Travelcard」と「Swiss Half Fare Card」の違いは?
A:対象者・価格・購入方法がまったく異なる別のカードで、基本的に、観光でスイスに来る旅行者が買うのは「Swiss Half Fare Card」の方になる。

  • Swiss Half Fare Card:旅行者向け。価格は CHF 120で1ヵ月有効。STC、Klook、KKdayなどのサイトから簡単に購入可能。スイス国内の電車・バス・登山鉄道などがすべて半額で利用できる
  • Half Fare Travelcard:スイス在住者や長期滞在者向け。価格は CHF 190/年(YouthはCHF 120)。購入にはスイス在住の証明が必要。契約は自動更新されるサブスクリプション形式になっており、旅行者には不向き。

うっかり間違えてHalf Fare Travelcardを選ばないように注意!

Q:Saver Day Passとどっちがいいの?併用はできる?
A:併用可能。Swiss Half Fare Cardを使えばSaver Day Passを半額で買うことができる。
詳しくはこちら:
👉 【SAVER DAY PASS】買い方・使い方まとめ
Q:スイス ハーフフェアカードはどこで使える?適用されないケースはある?
A:SBB(スイス連邦鉄道)を中心に、スイス国内の鉄道・バス・トラム・船などの公共交通ほぼ全域で使える。
ただし、一部の観光路線(登山鉄道・ケーブルカー・観光列車など)は適用外や割引率が異なるケースがある。詳細は以下の記事にまとめてある:
👉 登山鉄道・観光列車ごとの適用可否まとめはこちら

Q:Swiss Half Fare Cardって買うべき?どういう人が得になる?
A:これは人や旅程によって変わる。基本的に移動の多い人はSwiss Half Fare Card、Swiss Travel Pass、Saver Day Passなどの交通パスを使った方がお得になることが多い。
どのパスが自分に合っているか迷う場合は、以下の記事も参考にしてみてほしい。
👉 スイスのお得な交通パス一覧|違いや選び方まとめ

まとめ

「どこで買えばいいの?」と迷ったものの、購入先さえ決めてしまえば手続きも利用も思ったよりスムーズだった。
同じように迷う人の一助になればとても嬉しい。

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