スイスのお酒事情まとめ|ワイン・ビール・ウイスキー・お土産で人気のお酒紹介

ジュネーブから移動して訪問したフランスのスーパー・お酒売り場 スイス

はじめに

スイスってお酒売ってるの?と思って調べたとき、あまり情報が出てこなかったので、正直ちょっと不安だった。

でも実際に行ってみると、スーパーやお土産屋で普通にお酒が売られていて、現地で色々飲んでみたところ、美味しいお酒が多くて結果として大満足だった。

スイスのお酒事情

ワインとビールが主役

ワイン: スイスは生産量の約98%を国内で消費する「超ローカル市場」。観光客が現地でしか味わえない特別感がある。特に白ワイン(シャスラ種など)が有名で、レストラン・家庭・お土産で広く楽しまれている。

ビール: 国民1人あたり消費量は日本と同等かやや多いくらい。スーパーに行けばラガー系がずらっと並び、定番ブランド(フェルトシュレッシェンなど)はすぐ見つかる。気軽なお酒として親しまれている。

蒸留酒・リキュール

アブサン(Absinthe)

発祥地の一つがスイス西部で、一時期生産と飲用が禁止されていた。2005年に解禁されてから復活ブームがあり、地元のバーや蒸留所で飲める。私がスイス旅行前に「スイス お酒」で検索した際にはアブサンの情報ばかりが出てきたため、スイスには変わったお酒しかないのか?と勘違いをする要因となったお酒。

スイスのアブサン
スイス西部発祥のアブサン(Photo by Eric Litton, CC BY-SA 2.5)
キルシュ(Kirsch)

さくらんぼを使った蒸留酒。ケーキやチョコに使われるほどポピュラーで、ドイツ語圏では身近なお酒。チーズフォンデュにも使われる。

グラッパ(Grappa)

イタリア語圏ティチーノではよく飲まれる。家庭や地元バーで親しまれる存在だが、全国的にはそこまで流通していない。

まとめ:
✅ メイン(広く飲まれる):ワイン、ビール
✅ 地域で親しまれる:キルシュ(さくらんぼ蒸留酒)、グラッパ(ティチーノ)、アブサン(西部)
✅ 観光・お土産向け:ハーブリキュール、エーデルワイス系のリキュール

この後のパートでは、旅行中に印象に残ったワインやビールも少し紹介したい。

スイスワイン

スイスは赤より白が美味しいと言われ、実際に飲んでみてもクセが少なく飲みやすい印象。
特にシャスラ種の白ワインはチーズ料理と相性抜群で、旅行中に印象に残ったお酒のひとつ。

スイス白ワイン
スイス白ワイン「シャスラ」

スイスワインについてより詳しくはこちら👇

スイスビール

スーパーやレストランでよく見かけたのはフェルトシュレッシェンクォルフリッシュといった定番ブランド。
それ以外にもヴァイツェンやアンバー、ご当地ビールなどいろいろな銘柄があり、旅行中楽しめた。

スイスの定番ビール
スイスの定番ビール「Feldschlösschen」

より詳しい銘柄・おすすめビールの紹介はこちら👇

スイスで買えるウイスキー

ウイスキーは、スイスのスーパーではどれもやや高めの印象だったけれど、少し足を延ばしてフランス側のスーパーに行くと同じ銘柄でもかなり安く売られていた

スイスとフランスで見かけたウイスキーを、価格付きでいくつか紹介する。

スーパーのウイスキーコーナー1
フランス側のスーパー「E.Leclerc」にあったウイスキー売り場写真
スーパーのウイスキーコーナー2
スイスのスーパー「COOP」のウイスキー売り場写真
スーパーのウイスキーコーナー3
スイスの別のスーパーのウイスキー売り場写真1枚目
スーパーのウイスキーコーナー4
スイスの別のスーパーのウイスキー売り場写真2枚目
  • ラガヴーリン16年:CHF81.95(約14,000円)/€65.17(約10,000円)※フランスで購入した方が安かった
  • バランタイン17年:€54.32(約8,400円)
  • カリラ12年:CHF52.95(約9,000円)
  • アードベッグ10:CHF69.95(約12,000円)
  • バルヴェニー12年:CHF59.95(約10,000円)
  • モンキーショルダー:CHF36.95(約6,200円)

スイスとフランスで同じ銘柄でも価格差があるので、滞在中に両方チェックしておくとお得かもしれない。

以上

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