初めてのイスタンブール旅行で食べたい!おすすめトルコ料理まとめ|ロカンタ・サバサンド・ケバブなど

イスタンブールのロカンタ トルコ

はじめに|この記事はこんな人におすすめ

  • ✔️ イスタンブールで人気のトルコ料理を知りたい
  • ✔️ ロカンタや屋台グルメなど、現地ならではの食事が気になる
  • ✔️ 初めてのイスタンブール旅行で何を食べたらいいか迷っている

トルコ・イスタンブールは、トルコ料理を現地で気軽に楽しめるグルメ都市です。
本記事では、実際に旅行中に食べて美味しかった料理や、その特徴を写真とともにご紹介します。

ロカンタ(Lokanta|トルコ式大衆食堂)

イスタンブールの街中では、「〜LOKANTASI(ロカンタス)」という看板をよく見かける。
これは、地元の人が通うトルコの大衆食堂。レストランよりも気取らず、家庭的な味が楽しめる場所。

ロカンタの店中
ロカンタの店内の様子。カフェテリア形式で料理を選べる。

店先には煮込みや副菜がずらっと並んでいて、指差しで注文すれば、好みの料理を皿に盛ってくれる。

ロカンタの料理
ロカンタに並ぶ料理の数々。見た目も華やか。

日本ではあまり見かけない料理も多くて、特にトマトベースの煮込みが多い印象。味つけは濃すぎず、食べやすい。

ロカンタの料理 なすと野菜とお肉
ナスやピーマン、お肉の煮込み料理。

注文方法は簡単。言葉が通じなくても、気になる料理を指差せばOK。

ロカンタの料理 盛り付け
注文後に盛り付けてもらった料理。ボリュームもたっぷり。

ポテトの奥に見えるのが「ピラウ(ピラフ)」。トルコが発祥と言われていて、ピラフの語源になった料理らしい。素朴だけど旨みがしっかりしてる。

ロカンタの料理 ピラウとポテト
奥にあるのがトルコ発祥のピラウ(ピラフ)。

これは確か、インゲン豆の煮込み。豆の甘みがあって、シンプルなのにクセになる。

ロカンタの料理 インゲンマメの煮込み
インゲン豆のトマト煮込み。家庭の味に近い優しい味わい。

ロカンタはいくつか回ったけど、どのお店もほんとに美味しかった。
地元の人でにぎわっていて、観光客はあまり見かけない。旅行中に“普段のトルコのごはん”を味わいたいなら、絶対におすすめ。

メルジメッキ・チョルバス(Mercimek Corbasi|レンズ豆のスープ)

イスタンブールの食堂では、いろんな種類のスープを見かけたけど、特にこの「メルジメッキ・チョルバス」は印象的だった。
「メルジメッキ」はレンズ豆、「チョルバス」はスープという意味らしい。

ちなみにレンズ豆の名前の由来って、あの“カメラのレンズ”と同じ語源で豆の形がレンズっぽいかららしい。面白い。

レンズ豆のスープ
トルコで定番のスープ「メルジメッキ・チョルバス」。やさしい味わい。

別のお店でも注文してみたけれど、どこで飲んでも美味しい。
付け合わせのパンと一緒に食べるのが定番らしい。

レンズ豆のスープとおかず
スープ+おかずのセット。パンを浸して食べても美味しい。

ドンドゥルマ(Dondurma|トルコアイス)

街角でよく見かけるトルコアイスの屋台。
粘りが強くて、もちもちとした独特の食感。アイスなのにのびるのが面白い。

特に面白いのは注文してから。アイスをなかなか渡してくれないパフォーマンスが名物で、
手品みたいにアイスをくるくる回したり、ひっくり返したりして、楽しませてくれる。

↓これは…のびてる瞬間を撮り損ねた状態のアイス。後ろで子どもがガン見してた。

トルコアイス
ドンドゥルマ。写真からは粘りが伝わらないのが残念…

クンピル(Kumpir|ベイクドポテト)

市場で食べたクンピル。大きなじゃがいもをまるごとオーブンで焼いて、中をほぐしてバターやチーズと混ぜる。
そこに好きなトッピングを選んで乗せてくれるスタイル。

クンピル(Kumpir ベイクドポテト)
具材たっぷり。食べごたえもあっておやつ感覚で楽しめる

ドネル・ケバプ(Doner Kebap|回転焼きサンド)

ドネル・ケバプは、日本でもおなじみのトルコ式ファストフード。
パンに回転焼きで切り落とした肉をはさみ、野菜やソースを加えて食べる。

ケバブ店
回転するお肉が目を引くケバブ屋台。香ばしい匂いが食欲をそそる
ケバブサンド
野菜もたっぷり入ったケバブサンド。ボリューム満点
ケバブサンド 別のお店
お店によってソースやパンの種類が異なるのも楽しい

チャイ(Cay|トルコの紅茶)

トルコ滞在中、ホテルや食堂、船の上など様々な場所でチャイを飲んだ。
独特の形をした小さなグラスで提供され、ちょっとした休憩の際によく飲まれている。
トルコ人は1日に10杯以上飲む人もいるらしい。

チャイ(Cay 紅茶)横から
トルコのチャイグラス。細長くくびれのあるフォルムが特徴的
チャイ(Cay 紅茶)上から
チャイは小皿に載せて出てくる。角砂糖が添えられることも多い

スィミット(Simit|ゴマ付きリングパン)

屋台などでよく見かける、ゴマ付きのドーナツ型パン。
もちもちした食感で、香ばしいゴマの風味が美味しい。

スィミット(Simit ゴマ付きリングパン)
トルコの定番軽食・スィミット。朝食やおやつ代わりにぴったり

観光地や街中の屋台・スタンドなど、あらゆる場所で売られている。

スィミットのお店
街角でよく見かけるスィミット屋台。地元の人もよく買っていた

エキメッキ(Ekmek|トルコのバゲットパン)

エキメッキは、トルコでよく食べられている細長いバゲット状のパン。
ケバプや焼き魚(サバ)を挟んで、サンドイッチにするのが定番スタイル。

エキメッキ(Ekmek トルコのバゲットパン)
屋台や食堂でもよく見かけるエキメッキ

バルック・エキメッキ(Balık Ekmek|サバサンド)

イスタンブールの名物料理のひとつ。
焼いたサバに玉ねぎやレタスなどの野菜を添え、エキメッキ(トルコのバゲット)で挟んだサンドイッチである。
川沿いの船上店舗などで販売されており、地元民にも観光客にも人気。

バルック・エキメッキ(Balık Ekmek サバサンド)
川沿いで購入したサバサンド。焼きたてのサバとエキメッキの相性が抜群

バクラワ(Baklava|パイのハチミツ漬け)

トルコの代表的なスイーツ。
生地を何層にも重ね、ナッツ類を挟んで焼いたあと、シロップやハチミツに漬けて仕上げられている。
見た目は非常に華やかだが、甘みが非常に強いため日本人の口には合いづらいかもしれない。

バクラワ(Baklava パイのハチミツ漬け)
バクラワはしっとり甘く、ナッツが香ばしい
バクラワ(Baklava パイのハチミツ漬け) 別の店
別の店のバクラワ。ピスタチオ入りなど種類も多い
バクラワ(Baklava パイのハチミツ漬け) 積まれてる
積まれたバクラワ。ショーケースで美しく陳列されていた

まとめ

トルコ旅行では、トルコ航空の機内食を含めて滞在中のすべての食事が美味であった。
特に、ロカンタで味わえる煮込み料理やメルジメッキ・チョルバス(レンズ豆のスープ)、素朴なパン類は、旅行中の食事に彩りを添えてくれた。

パンとスープが美味しいと、それだけで旅行の満足感が高まる。
街歩きので出会うローカルフードやスイーツも、旅の彩り。

食事を通じて現地の文化や人々の日常に触れられるのは、トルコ旅行の大きな魅力だった。

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