石井食品工場見学|倍率20倍超の抽選に17回目で当選!子連れで行ってきた【千葉県八千代市】

石井食品工場見学 キャラクターのミートくん 千葉

はじめに

この記事は石井食品の工場見学について、

  • 工場見学の申し込み方は?
  • 石井食品の工場見学って楽しいの?子供は喜ぶ?
  • 抽選がなかなか当たらない!本当に当たるの?
  • 千葉県北西部で子供が喜ぶ遊び場を探している。

といったことが知りたい人向けの記事です。

石井食品の工場見学とは?基本情報まとめ

「イシイのおべんとクン!ミートボール♪」のCMでおなじみ、石井食品株式会社では、千葉県八千代市、京都府船井郡、佐賀県唐津市の3工場で工場見学を行っている。

石井食品の外観
石井食品の外観

コロナ禍で4年程休止していたが、ミートボール誕生50周年の節目、2024年に工場見学を再開した。

ただ、非常に人気があり抽選に応募して当選しないと行けないうえ、テレビの「マツコの知らない世界」で紹介されたためか、抽選の倍率が高まってなかなか参加できない模様。

実際私も2024年の6月ころから繰り返し抽選応募をしていたのだが、なかなか当選せず約1年かかって17回めの応募で当選し、今回ようやく参加ができたという状況。

入口付近のフォトスポット
入口付近のフォトスポット

石井食品八千代工場:千葉県八千代市吉橋1835(Google maps)

私は車で現地へ行ったが、駅から近いので電車での訪問も可能
東葉高速鉄道「八千代緑が丘」駅北口より徒歩約10分

工場内案内マップ
工場内案内マップ
石井食品について:無添加のミートボールやハンバーグなど食肉加工品を製造する会社。シンプルに美味しいし、お弁当のおかず1品追加が超簡単でこれに助けられている世のパパママは多いはず。

ミートボールは無添加だからか賞味期限が短めだけれど、そこがむしろ安心できて良いポイント。うちも昔から大変お世話になっている。

イシイのミートボール
イシイのおべんとクン ミートボール

石井食品の工場見学に行く方法

石井食品の工場見学に参加するには、オンラインで抽選に応募し、当選する必要がある

抽選応募はこちら:石井食品 工場見学 公式ページ

行きたい工場の「開催日時とご予約はこちら」のボタンを押して進んだページで日にちを選び、抽選に応募する流れ。

私は八千代工場で応募していて、予約可能日は概ね火曜・金曜などの平日と、土曜が多かった。平日は仕事の都合で難しいため、土曜枠を狙って応募していた。

抽選ページを定期的にチェックし、抽選応募可能な日に丸マークが付いていれば応募OK。人数とメールアドレスを入力して、届いたメールに記載のリンクからアレルギー情報など必要事項を入力して応募完了。

だいたい毎月上旬に翌月分の抽選枠が公開され、下旬に当落結果のメールが届くというスケジュールだった。

ちなみに、2025年5月以前は1日2回(1回20名程度)の開催だったが、6月以降は土曜日のみ1日3回に拡大。できるだけ多くの人が見学できるよう、枠を増やしたとのこと(スタッフの方談)。

当選した際は、大人参加者1名につき500円、子供は無料で工場見学ツアーに参加できる。

当日のスケジュールと見学ルート

朝1番の9:30の枠で当選したので、9:00過ぎに現地到着した。
顔出しパネルや、おべんとクンクッションなどのグッズが置いてありテンションが高まる。

受付前の顔出しパネル
受付前の顔出しパネル
受付前に置かれていた石井食品のグッズ
受付前に置かれていた石井食品のグッズ

9:30から見学を開始すると、途中トイレには行きづらいらしいので事前にトイレは済ませておいた。
髪の毛が落ちると衛生面で良くないためと渡されたメッシュの帽子をかぶって工場見学スタート。
受付を出て少し歩き、実際にミートボールやハンバーグ作っている工場の中に入る。

工場の入口。味わい深いレトロな建物
工場の入口。味わい深いレトロな建物

素材や衛生管理、人気ランキングなどパネルを見ながら説明をしてもらった。
歴代のパッケージなども見られて、「私の子供の時の記憶ではこれ!」のような話しでひと盛り上がりした。

1990年代後半のパッケージ
1990年代後半のパッケージ

製造ラインで実際に作られているところが一番おもしろかったが、そこは写真撮影NGとのこと。
50分ほどで見学を終えて受付に戻り、そこでミートボールの試食と、試食中にクイズ大会を行って見学は終了。
工場を出る時間が11時少し前だったので、だいたい90分程度だった。

ミートくんとミートちゃん?
ところどころで貼られていたミートくんイラスト

最後試食を食べている時に、「時間が許す限りゆっくりしてってください」と言ってもらえて、遠慮なく長居させてもらったが、土曜は全3回になったことで、2回め以降は時間の余裕は無くなっているとのこと。
朝一の9:30の回以外はそんなにゆっくりできないらしいので、じっくりゆっくりしたい人は朝一がおすすめ。

工場で知った豆知識・トリビア(一部)

全部書くと実際行った時の楽しみが減るかもしれないので、一部だけ紹介

  • 石井食品のミートボールが添加物無しというのは有名だが(私は知っていた)、実は昔は使っていたらしい。「美味しさは引き算」という考えから、添加物を止め、卵を止め、乳も止め、今の美味しいミートボールができあがった。
  • 石井食品は最初は電動ドリルの製造会社で、戦後の火災をきっかけに食品事業へ転換。電動ドリル→ミートボールとは、ものすごい舵の切り方。。
  • ミートボールに手足の付いた公式キャラの名前は「ミートくん」で小学校三年生という設定。
ミートくんがミートボールを食べている
ミートくんがミートボールを食べている

あと、石井食品の公式サイトで、ミートボールのパッケージに書かれている品質保証番号という番号を入力すると、商品に入ってる原料と原産地が全部出てくる機能がある。
ミートボールの塩はメキシコの海水から作られているのだとか。

公式サイト(品質保証番号検索)

試食とお土産

試食のミートボールは、トマト味、カレー味、てりやき味と、ソースなしの4種類。

ミートボール各種
試食のソース付きミートボール

ソースなしのミートボールは器山盛りで持ってきてくれて、これができたてでとても美味しかった。
ソースなしは食べ放題で、2回おかわりしてミートボールだけでお腹一杯になった。たぶん参加者全員が「めっちゃ白飯ほしい」と思ったはず。
油で揚げられてるらしいのでお腹にたまり、調子にのっていっぱい食べたらその後昼ご飯不要になった(食べられなくなった)。

できたてソースなしミートボール
できたてソースなしミートボール

帰り際に大人の人数分お土産がもらえた。
中身は常温保存ができるミートボールとチキンハンバーグ。常温保存の商品は私存在を知らなかったが、1年くらいもつみたいで、いいなこれと思った。
防災用の非常食(ローリングストック)として今後導入したい。

常備食のミートボールとチキンハンバーグ
お土産の常備食ミートボールとチキンハンバーグ

子供の反応

子供もしっかり楽しんでいた。
写真撮影ができないハンバーグやミートボールのたねを型に入れて成形する工程は、普段見慣れていないシーンで、思った以上に真剣に見学していて、良い経験させてあげられたなと思った。

試食は、「カレー味が好き!今度買って!」「僕はてりやき味!」「もっとおかわり!」と興奮していた。
試食の時のお水の味当てクイズと、生産量等八千代工場のクイズを出してくれてそれも楽しそうだった。

翌日朝起きてすぐに、「昨日の工場見学楽しかったね!」と言っていたので、よっぽど楽しかったのだろう。
とても良い経験になったので、また今度別の工場見学にも連れて行ってみたいと思う。

お水の味当てクイズ
お水の味当てクイズ

気になったこと・注意点

  • 見学ルートは東京ドーム1周分ほどあり、結構歩く。特に夏場は熱中症対策に飲み物を持ってた方が良さそう。
  • 土曜の2回目・3回目の回は時間がややタイトとのこと(ゆったり見たいなら朝一がおすすめ)
  • お土産は普段見かけない商品を買って帰ればよかったと後から思った。

まとめ

抽選に1年間ハズレ続け、正直「本当に行けるのか…」と半信半疑だったので、当選メールがきた時はだいぶ興奮した。
倍率が高いとは言っても、20倍くらいなら粘り強く応募すればいつかは当選するので、行きたい方は何度も応募するか、平日に時間を作ると良いと思う。

製造現場の迫力と丁寧な説明、お土産や試食、そして何より子どもたちが楽しんで学んでいたのが良かった。
石井食品の工場見学は、ミートボールづくりの裏側が見られて、スタッフの方もみんな優しく、子連れでも安心して楽しめるスポットだったので多くの方に是非行ってみてほしい。

お土産コーナー
お土産が色々売っていて最後まで楽しめた

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