飛行機用のおすすめ耳栓|気圧対策・夜行バス・新幹線でも使える

耳栓のアイキャッチ 旅行準備
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はじめに|この記事でわかること

以前、東京発大阪行きの夜行バスで、消灯後も隣席の3人組の話し声が止まず、眠れなかった。それ以来、飛行機(国際線)や新幹線、夜行バスなど長距離移動では耳栓を持ち歩くようにしている。本記事では、とくに「飛行機で静かに過ごす」ことを主眼に、飛行機で使う耳栓のおすすめ、耳栓の種類と選び方をまとめる。

📝この記事でわかること
  • 耳栓の種類と特徴
  • 気圧(耳が痛い)対策を含む、乗り物別のおすすめ
  • 対処したい音の種類別のおすすめ

✅ この記事の結論
  • まずはコスパ重視で“ほどよく”静かにイヤホン型耳栓(フィルター付き)
    例:イヤホン型耳栓
  • さらに静かに”話し声まで防ぐ” → ノイズキャンセリング(ANC)イヤホン+小さめの音楽/ホワイトノイズ
    例:SONY WF-C710N
  • 気圧(耳の痛み)対策フライト用耳栓(遮音は控えめ)
    例:サイレンシア・フライト エアー
効き目は耳栓の密閉(フィット)と正しい装着で大きく変わる。

ノイズキャンセリング(ANC)とは?
マイクで周囲の音を拾い、逆位相の音を出して騒音を打ち消す仕組み。
電源が必要(バッテリー内蔵)。 エンジン音や空調のような持続音に強い。

耳栓の種類と特徴

耳栓の実力は、カタログ上の遮音値(SNR/NRR)装着時の密閉度で決まる。数値が高いほど潜在性能は大きいが、フィットが甘いと効きは落ちる。正しい付け方とサイズ選びが要。

フォーム型(スポンジ)

指で潰すと細くなり、その状態で耳に入れると少しずつ元の形に戻って耳道にフィットするタイプ。水に弱く水泳不可。洗えないため基本は使い捨て。飛行機の気圧対策には使えない。

  • 強い音低音のゴー音(エンジン音・走行音)
  • 弱い音:話し声・アナウンスは残りやすい
  • メリット:安い・手軽・どこでも入手しやすい
  • デメリット:圧迫感が出やすい/寝ている間に外れやすいことがある
  • 向く人:機内や夜行バスの低い騒音を手軽に弱めたい

フィットのコツ:細く潰す → 耳を少し上に引いて深めに挿入 → 15〜30秒押さえて膨らむのを待つ。


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フォーム型耳栓(例)
フォーム型耳栓(例)。指で潰してから入れると密着しやすい。
フォーム型耳栓を細く潰した状態
細く潰した状態。装着後はゆっくり元の形に戻ってフィットする。

シリコン(成形・粘土)タイプ

耳穴の入口をフタのように覆って密閉するタイプ。圧迫感が少なく、横向き寝でも気になりにくい。再利用可。水洗いは製品表示に従う(水洗い可タイプ/不可タイプあり)。シャワーや浅いプールなどの防水ケアにも向く。飛行機の気圧対策には使えない

  • 強い音:走行音・空調音などの中〜低音の持続音をほどよく減らす
  • 弱い音:話し声・アナウンスは残りやすい
  • メリット:圧迫感が少ない/耳穴に入れないので痛くなりにくい/横向き寝しやすい/再利用可
  • デメリット:遮音はフォームより弱め/ホコリが付きやすい・皮脂で粘着が落ちる/気圧痛対策にはならない
  • 向く人:圧迫感が苦手、耳穴が小さめ、機内・夜行バスで軽く音を減らして仮眠したい、シャワーやプールで水の侵入を抑えたい人

フィットのコツ:入口をフタのように覆う(奥に詰めない)。

注意:飛び込み・潜水や競泳など強い水圧や激しい動きでは外れやすい/奥に詰めない・入口を覆うだけ/裂け・欠けは交換。


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フライト用(気圧調整)耳栓

離着陸時の耳の痛み・つっぱり感をやわらげるための耳栓。内部の気圧調整弁で耳内外の圧変化をゆっくりにしてくれる。遮音は控えめなので、静寂重視ならフォーム型やノイズキャンセリング(ANC)イヤホンと使い分ける。

  • 強い音:走行音・空調音などの中〜低音の持続音少しだけ減る
  • 弱い音:話し声・アナウンスは残りやすい
  • メリット:離着陸の気圧変化を緩和/装着しやすいフランジ形状/サイズ展開あり(小さめサイズあり)/乾拭きで再使用可
  • デメリット:遮音は控えめ/水洗い不可・水泳不可横になっての使用は多くの製品で禁止(製品表示に従う)/価格は一般耳栓より少し高め
  • 向く人:気圧で耳が痛くなりやすい人/子どもや初フライトで不快感を減らしたい人(耳の疾患がある場合は事前に医師へ)

補足:フライト用は耳痛ケアが主目的。静かさは一般にフォーム型やANCイヤホン > フライト用。巡航中はフォーム型やANCへ切り替えると快適度が上がる。


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フィルター付き・イヤホン形状

見た目はイヤホンでも電源不要の耳栓。内部フィルターで環境音をほどよく減らしつつ、アナウンスや呼びかけは残るのが特徴。

  • 強い音:空調・走行音などの中〜低音の持続音は軽減
  • 弱い音:話し声は一部届く
  • メリット:装着感がやさしい/チップ交換でフィット調整可/水洗い・再利用
  • デメリット:気圧痛対策にはならない/完全な静寂にはならない
  • 向く人:機内や夜行バスで静かすぎずほどよく下げたい人、就寝時の圧迫感を抑えたい人


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※商品ページに「ノイズキャンセリング」とあっても、電源・マイクなし(パッシブ)である。電子式のノイズキャンセリング(ANC)とは別物。より静かさを求める場合は、次のノイズキャンセリング(ANC)イヤホンを参照。

ノイズキャンセリング(ANC)耳栓・イヤホン

アクティブノイズキャンセリングとは、電池とマイクを内蔵し、外部の騒音を拾って逆位相の音を出し、騒音を打ち消す仕組み。
ノイズキャンセリングを使いながら小さめの音楽を流すと、周囲の音がかなり気になりにくくなる

  • 強い音:空調・走行音など中〜低音の持続音を大幅に低減
  • 弱い音話し声は単体だと一部届くが、ANC+小さめの音楽/ホワイトノイズ併用が最強
  • メリット:音楽・動画も楽しめる/外音取り込みモードもあり/長時間バッテリーで旅行向き
  • デメリット:充電が必要/長時間の着用で疲れ・圧迫感が出ることがある
  • 向く人:周囲の話し声も気になる人、機内で音楽も楽しみたい人


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音楽再生機能は不要で、静けさだけを作る専用タイプもある。

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所有しているノイズキャンセリングイヤホン(旧モデル)
所有しているノイズキャンセリングイヤホン(旧モデル)。エントリー機でも機内のゴー音は大きく下がる。

※飛行機内での利用は航空会社の指示に従う。

まとめ

主要タイプ別:得意・不得意の早見表
種類空調・走行音話し声気圧対策水泳での防水
フォーム××
シリコン(成形)×
フライト用(気圧調整)×
フィルター付・イヤホン形状××
ノイズキャンセリング××

※◯=得意/△=状況次第(フィット次第)/×=非対応。評価は一般的な目安であり、装着の密閉(フィット)で体感は大きく変わる。

おすすめの選び方(要点)
  • 安価で気軽に使いたい → フォーム型
  • 1,000〜2,000円でも少し性能を上げたい → フィルター付き・イヤホン形状
  • できるだけ静かにして休みたい/音楽も楽しみたい → ノイズキャンセリング(ANC)イヤホン

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