カタール航空でスイス・ジュネーブへ|行き方とおすすめ航空会社・搭乗レビュー

カタール航空の航空機(ドーハ・ハマド国際空港) スイス
※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
一部のリンクには広告が含まれており、購入等で当サイトに収益が発生することがあります。

はじめに|ジュネーブ(ジュネーヴ)旅行についてこの記事で分かること

  • 日本からジュネーブへ行く時のおすすめ航空会社
  • ジュネーブ行きフライトのレビューや所要時間
  • 東京・大阪・その他地域からジュネーブへの行き方

ヨーロッパへの海外旅行を計画するとき、「どの航空会社が安い?」「直行便と経由便の違いは?」「旅行代理店と個人手配、どちらが得?」など、迷うことが多いですよね。
私も同じように悩みましたが、最終的にカタール航空を選び、とても満足できた旅になりました。

本記事では、2024年に成田からジュネーブへ実際に渡航した体験と、2025年8月時点の最新調査をもとに、日本からスイス・ジュネーブへの行き方や航空会社選びについて詳しく解説します。

先に結論を言うと、最終的に選んだおすすめの航空会社はカタール航空です。

▶︎ カタール航空の航空券の値段を見てみる(期間限定セール情報あり)【Qatar Airways】

※日本語にも対応しているので安心です。

日本からジュネーブへの行き方

日本からジュネーブへ行くには複数のルートがある。
実際に2024年に検討した際、以下の3つの方法が候補となった。

① 経由便でジュネーブ空港(GVA)へ

ジュネーブ行きの直行便は存在しないため、基本的には他の都市を経由することになる。
主な経由地は、ドーハ国際空港(カタール)ロンドン・ヒースロー空港(イギリス)など。

② 直行便でチューリッヒへ行き、陸路でジュネーブへ移動

チューリッヒまでは直行便があり、そこから電車でジュネーブへ移動するルートも候補に入った。
ジュネーブまでの電車は乗換2回で約3時間強、ハーフフェアカードを使えば約9,000円程度で移動できる。
途中の都市も楽しめるため、行きはチューリッヒ着・帰りはジュネーブ発という組み合わせも可能。

③ 直行便でパリへ行き、そこから陸路でジュネーブへ

フランスのシャルル・ド・ゴール空港へは直行便があり、そこから電車でジュネーブへ向かうプランも考えられる。
フランスとスイスの2ヵ国を楽しめる点は魅力だが、電車の移動時間が4〜5時間ほどかかるためやや負担が大きい。

最終的に選んだ航空会社や経路、費用について詳しくは後述する。

カタール航空の飛行機(ハマド国際空港)
ハマド国際空港にとまっていたカタール航空の機体

ジュネーブ行き航空会社を比較|カタール航空を選んだ理由

実際に検討した航空会社と、その特徴・価格などを比較した。(成田出発)

カタール航空|ハマド国際空港経由

  • 価格:15万円〜
  • 移動時間:22時間〜(行き)
  • 特徴:中東・カタールの国営航空会社で、座席の広さ、機内食、接客などサービス全般の評価が非常に高い。
    航空格付け会社「Skytrax」が主催する「World Airline Awards」では、2024年と2025年に世界1位を獲得。
    トランジット地のドーハ・ハマド国際空港は、近未来的な設備やラグジュアリーな空間、広いキッズエリアなどが充実しており、空港滞在も快適。
    JALと同じ「ワンワールド(oneworld)」アライアンスに加盟しており、JALマイルの加算・特典航空券の利用も可能。

▶︎ カタール航空の航空券の値段を見てみる【Qatar Airways】

スイス インターナショナル エアラインズ|チューリッヒ直行便+陸路移動

  • 価格:20万円〜(飛行機)+1万円(電車)
  • 移動時間:18時間〜(電車込み)
  • 特徴:ヨーロッパ系航空会社の中でも評価が高く、清潔感のある機内やスイスらしいチーズ・チョコレートなどの機内食が魅力。
    ANAと同じスターアライアンスに加盟しており、ANAマイルの加算も可能。
    ※2025年8月時点の調査では、日によっては直行便が運航されていない場合があった

エール・フランス|パリ直行便+陸路移動

  • 価格:19万円〜(飛行機)+2.5万円(電車)
  • 移動時間:20時間〜(電車込み)
  • 特徴:フランスのフラッグキャリアで、機内食はフランス料理をベースとした内容で評価が高い。ワインやチーズも豊富。
    シャルル・ド・ゴール空港は大規模でラウンジやショッピング施設も充実しているが、乗り継ぎが煩雑との声もある。

ブリティッシュ・エアウェイズ|ロンドン・ヒースロー空港経由

  • 価格:19万円〜
  • 移動時間:19時間〜
  • 特徴:イギリスのフラッグキャリア。機内食はミートパイや紅茶など英国らしさがあるが、全体的には「可もなく不可もなく」といった評価が多い。
    JALと同じ「ワンワールド」加盟で、JALマイルの加算が可能。

中国国際航空|北京首都国際空港経由

  • 価格:12万円〜
  • 移動時間:18時間〜
  • 特徴:中国のフラッグキャリアで、価格は安い。
    一方で「接客がそっけない」「機内食が合わない」「遅延が多い」「乗り継ぎが分かりづらい」「清潔感がない」などのネガティブなレビューが多く見られる。
    ANAと同じスターアライアンスに加盟しており、ANAマイルの加算は可能。

航空会社を選ぶ際に重視した基準

  • 移動費は、快適性が確保できるなら最安でなくても良い。ただし、大人1人あたり20万円未満には抑えたい
  • 航空会社はレビューや口コミの評価が高いものを選びたい
  • トランジット地も、ただ時間をつぶすだけでなく「楽しめる空港」であることが望ましい

上記の基準をもとに調べた結果、価格、サービス評価、航空格付け1位、空港の快適さなど、総合的にバランスが取れていたのがカタール航空だった。
パリ経由やチューリッヒ経由も魅力的だったが、最終的には「カタール航空に乗ってみたい」という気持ちが上回った。

※価格は2025年8月時点の調査結果(出発は約6ヵ月後を想定)

カタール航空レビュー

実際に搭乗したフライトと移動時間は以下の通り。

【行き|2024年8月】

  • 8/17 22:30 成田発 → 8/18 4:05 ドーハ着(飛行時間 11時間35分)
  • 8/18 8:55 ドーハ発 → 8/18 14:20 ジュネーブ着(飛行時間 6時間25分)

【帰り】

  • 8/24 15:55 ジュネーブ発 → 8/24 22:55 ドーハ着(飛行時間 6時間00分)
  • 8/25 2:35 ドーハ発 → 8/25 18:55 成田着(飛行時間 10時間20分)

※スイスはサマータイム中のため、日本との時差は7時間

ハマド国際空港でのトランジット

ドーハでの乗り継ぎは約4時間だったが、ハマド国際空港が非常に広く、清潔で、子どもが楽しめる遊び場が充実していたため、待ち時間は全く苦にならなかった。

空港内を歩いていると突然大きなモニュメントが現れたり、キッズスペースが各所に用意されていたりと、まるでテーマパークのようで楽しい。
お土産屋やレストランを見て回るだけでも十分に時間をつぶせた。

ハマド国際空港の植物スペース
ハマド国際空港の植物が並んでいるスペース
空港内のキッズスペース
空港内のキッズスペース

※ハマド国際空港については、後日別記事で詳しく紹介予定

機内食と飲み物

ネット上では機内食に対する否定的な意見も見かけたが、個人的には毎食非常に美味しく、大満足だった

ラザニアもグリーンカレーも美味しく、特にベルギービール(ステラ・アルトワ)が飲めたのは嬉しかった。

ただし、日本の味付けとは異なるため、子どもには合わなかったようで、2人とも1/3ほどしか食べなかった。

カタール航空の機内食1:ラザニアと牛肉とポテト
ラザニアと牛肉とポテトの機内食
カタール航空の機内食2:グリーンチキンカレー
グリーンチキンカレー
カタール航空の機内食3:キッシュ風の朝食
キッシュ風の朝食

アプリ・サービス・子連れ対応

カタール航空には専用アプリとウェブサイトがあり、チェックインや座席指定、食事内容の確認やリクエスト(キッズミール含む)ができて便利だった。

機内ドリンクメニュー
ドリンクメニュー画面
機内食メニュー
機内食メニュー画面

4歳と7歳の子連れだったため、長時間のフライトが心配だったが、日本語対応の映画やゲームが充実しており、子どもたちは夢中で楽しんでいた

キャビンアテンダントはとても優しく、トイレに立った際にお菓子やおもちゃを子どもにそっと渡してくれるなど、細かな気遣いが嬉しかった。

搭乗レビューまとめ

良かった点:

  • 食事が美味しかった
  • CAの接客が丁寧
  • 機内が清潔でエンタメも豊富
  • ハマド国際空港が快適で楽しい
  • 比較的安価でコストパフォーマンスが高い

気になった点:

  • 子どもに機内食が合わなかった
  • ドーハ〜ジュネーブ間は映画の本数がやや少なかった

出発地別の比較|成田以外(羽田・関西国際空港など)からジュネーブへ

羽田空港からのルート

羽田空港からジュネーブへカタール航空で移動する場合、JALとのコードシェア便となる。

  • 例:1/9 23:30 羽田発 → 1/10 6:55 ドーハ着(JALの機体・サービス)
  •   1/10 9:05 ドーハ発 → 1/10 13:45 ジュネーブ着(カタール航空の機体・サービス)
  • 往復料金の目安:17万円〜

関西国際空港からのルート

関空からも、カタール航空によるドーハ経由のジュネーブ行き便が運航されている。

  • 例:1/8 17:55 関空発 → 1/9 0:05 ドーハ着
  •   1/9 1:35 ドーハ発 → 1/9 6:15 ジュネーブ着
  • 往復料金の目安:19万円〜

中部・福岡などその他の空港

2025年時点では、カタール航空は成田・羽田・関空の3空港のみに就航しており、
それ以外の空港(中部国際空港、福岡空港、新千歳空港など)からは直接利用できない。

これらの空港からカタール航空を利用するには、国内線や他社便で成田・羽田・関空のいずれかに移動する必要がある

まとめ

飛行機は、良い時間帯や安い航空券から順に埋まっていく傾向があるため、早めの予約をおすすめしたい

カタール航空については、子ども向けの機内食など気になる点はあったものの、価格・機内食・接客・空港設備など、全体的なサービスレベルは非常に高く、大満足のフライトであった

自信を持っておすすめできる航空会社である。

※一部画像はカタール航空公式サイト・アプリより引用しています。

🔗 関連記事

タイトルとURLをコピーしました