はじめに
この記事はスイス旅行で以下のような疑問がある人向けの記事です。
- スマホの充電はどうすればいいの?
- どのタイプの変換プラグが使えるの?
- 変圧器は必要?
実際にスイス・ジュネーブを旅行した経験をもとに、変換プラグのタイプや必要な機器、使える国などをまとめました。
スイスでは、タイプCとタイプJの2種類のプラグが一般的に使われているが、旅行者はタイプCの変換プラグを用意すれば概ね問題ない。
※スイス国内(ジュネーブ・チューリッヒ・ベルンなど)ではコンセントの規格に大きな地域差はなく、基本的にどこでもタイプCが使える
実際に使ったのはこちら。


スイスではタイプJ(3本ピン)のコンセントも存在するが、タイプCのプラグだけで問題なく1週間過ごせた。

実際に使った変換プラグと使用感
ヤザワ 電源変換プラグ(Aタイプ→Cタイプ)※日本製
私が購入したのはこちら。小さくて持ち運びやすく、スイス以外のヨーロッパでも使える。
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エレコム 海外用変換プラグ/Cタイプ ※日本製
私は見た目が好みのヤザワの方を選んだが、エレコムが好き・有名メーカーが安心 という方はこちら。
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カシムラ 海外用 変換プラグ 世界対応電源プラグ B/C/BF/B3/O/SE/O2 7種対応 ※日本製
少し大きく価格は高いが、より多くの国で使えるマルチプラグが良い場合はこちら
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ちなみに、これまで私が行ったことのある国では、タイプCか日本と同じタイプAで対応できたので、タイプC変換プラグだけ持っていれば多くの国で充電できるんだなと思った。(タイプごとの対応国について詳しくは後述)
タイプJコンセントにタイプCは使える?
スイスではタイプJの形状のコンセントを見かけることがあるが、結論を言うとタイプCの変換プラグがそのまま差し込んでそのまま使える。
3本ある差し込み口のうち、左右2つにタイプCのプラグが入る形。真ん中の穴(アース用)は空いたままだが、問題なく充電ができる。
なぜなら、Jタイプの中央の差し込み口はアース用で、スマホやPCなどの電化製品はアース接続なしでも安全に使えるよう設計されているから。
スマホ・PC・カメラなどの小型電子機器には、タイプCの変換プラグだけで十分。
一方で、ドライヤーやアイロンなど消費電力の大きな家電を使いたい場合は、アース対応のタイプJ 3ピンプラグの方が安心。不安な場合はタイプJ対応プラグを用意するのも良い。

変換プラグ別の対応国一覧(例)
【タイプCが使える国】
フランス、ドイツ、スイス、オランダ、スペイン、ギリシャ、イタリア、トルコ、韓国、タイ、ベトナム、インドネシア、など多数。
【タイプAが使える国】
日本、アメリカ、カナダ、グアム、サイパン、台湾。
【タイプOが使える国】
オーストラリア、ニュージーランド、フィジーなど。
【タイプBFが使える国】
イギリス、カタール、UAE、マレーシアなど。
スイスの電圧と使える電気製品
スイスの電圧は230V。私が充電したのはiPhoneとSwitch Liteの2台だったが、どちらもACアダプタに「100〜240V対応」と書かれており、変圧器は不要で充電ができた。(それぞれのACアダプタが230Vに対応していたのでそのまま使えた)
変圧器は必要か?
私は今回の旅行では変圧器が必要なかったが、機器によっては日本の100V専用のものもあるので注意が必要。
たとえば私が持っている電気シェーバーはAC100V専用なので、スイスでは使えない。
そのためシェーバーは持っていかず、剃刀で髭を剃って過ごした。
※最近の機器は海外対応のものが増えているが、「100V専用」の製品もあるため、事前の確認をおすすめする。
カシムラ(Kashimura) 海外用変圧器 220-240V/100VA ※日本製
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おまけ
7種対応電源プラグの、タイプC以外の使い方を調べてみた。
↓こちらはタイプB3 利用できる国:イラク、チリ、タンザニア
パーツを分解して縦に組み合わせて使うらしい。ロボ感のあるたたずまい。

↓同じ形に見えるがこれは タイプBF 利用できる国:アルゼンチン、南アフリカ、ナイジェリア

↓タイプO 使える国:オーストラリア、ニュージーランド、フィジー

↓タイプO2 使える国:中国 と書いてある

ウイングが付いていて、カッコいい。でも使うことはたぶん無さそう。