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はじめに|この記事で分かること
- ドイツ旅行で必要なコンセントの変換アダプター
- ベルリン、ミュンヘン、フランクフルトなど都市別のコンセント事情
- ドイツで主流のFタイプコンセントとCタイププラグの互換性
- ドイツの電圧と変圧器の必要性
👇 先に結論|旅行には以下のようなCタイプ対応の変換アダプターを1つ持っていけば安心です。


ドイツの電源プラグとコンセントの形状
ドイツで主流のコンセントはFタイプ(シュコープラグ/Schuko/CEE 7/4)で、ヨーロッパ全域で広く普及している規格。
街中のホテルや空港でもよく見かける。
一方でCタイプ(ユーロプラグ/CEE 7/16)も併用されており、Fタイプのソケットにも差し込めて普通に使える(互換性がある)。
Fタイプ(シュコープラグ)


Cタイプ(ユーロプラグ)


CタイプとFタイプの違い
- Cタイプ:2本ピンのみ(アースなし)。小型・低消費電力機器向け。
- Fタイプ:2本ピン+両サイドの金属部でアース接続あり。高消費電力機器も安全に使用可能。
FタイプとCタイプの形状はよく似ており、違いはアースの有無。
Cタイプの変換アダプターがあれば、Fタイプ・Cタイプどちらのコンセントにも対応できる。
ただし逆に、FタイプのプラグをCタイプ専用のコンセントに差すことはできない。
Fタイプのようにアースが必要となるのは、電子レンジ、電気ケトル、洗濯機、冷蔵庫、デスクトップPC/サーバーなど。
一般的な旅行でこれらを持参することはほとんどないため、旅行者はCタイプの変換アダプターを準備しておけばOK。
SEタイプについて
一部の旅行ガイドや変換プラグ販売サイトでは「SEタイプ」と書かれていることがある。これは正式な規格名ではなく、実際にはFタイプやEとFに両方対応したプラグを便宜的に指していることが多い。いずれにしても、ドイツ旅行へ行く際はCタイプ対応の変換アダプターを持っていれば問題ない。
おすすめ変換アダプター(筆者愛用)




ドイツの電圧と周波数(230V/50Hz)
日本との違い
ドイツ | 230V/50Hz |
---|---|
日本 | 100V/50Hz(東日本)、100V/60Hz(西日本) |
変圧器が必要なケース
変圧器は電化製品がマルチボルテージ(100〜240V対応)ではない場合に必要になる。近年よく使われるスマホ、ノートPC、カメラ充電器などはほとんどが「AC100〜240V対応」のため、変圧器が必要なケースは少ない。
不要なケース(例)
- スマホ充電器(iPhone/Android)
- ノートPC(MacBook、Surfaceなど)
- カメラ充電器
- その他「AC100〜240V対応」「50/60Hz対応」と明記されている機器
→ プラグ形状だけ変換すればそのまま使える。
必要なケース(例)
- 日本国内専用の家電(AC100V専用と書かれているもの) ― 例:古いドライヤー、炊飯器、ゲーム機など
これらを230Vのドイツで使うと故障や発火の危険がある。
主要都市のコンセント事情
ドイツのコンセント事情は都市による差分はなく、どの都市でもCタイプの変換アダプターを持っていれば基本的にOK。以下、都市別に記載するが回答はすべて同じ。
ベルリンのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
ミュンヘンのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
フランクフルトのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
ハンブルクのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
デュッセルドルフのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
ケルンのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
シュトゥットガルトのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
ブレーメンのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
ドレスデンのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
ハイデルベルクのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
フライブルクのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
ミュンスターのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
レーゲンスブルクのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
バンベルクのコンセントタイプ・必要な変換プラグは?
タイプCの変換プラグが使える。
旅行者におすすめの変換アダプター・充電器
Cタイプ変換プラグ(ヤザワ)
筆者利用商品。安くて不具合もなく、コンパクトで持ち歩きやすい。


Cタイプ変換プラグ(エレコム)
エレコム製もおすすめ。


マルチ変換プラグ
ヨーロッパは基本Cタイプで対応できるが、オーストラリア(Iタイプ)やイギリス・シンガポール(Gタイプ)などC以外の地域へ行く予定があるならマルチ変換プラグがおすすめ。


USB-Cマルチポート充電器
ホテルのコンセントが少ないときに便利。1台でスマホを複数充電でき、軽量ノートPCもOK。
※高出力モデルのPCでは電力不足になる場合あり


まとめ
我が家では海外旅行中、充電器やコンセントが家族で争奪戦になることもある。
変換プラグやマルチポート充電器などを用意しておくと、旅先での不安を減らして安心して過ごせる。
ドイツ旅行を検討中の方の参考になればうれしい。
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